登山レポ~日高山脈の最高峰、幌尻岳へ
登山シーズンも終盤を迎え、まだ登ったことのない
日高の幌尻岳に挑戦してきました、なかま母です
7日から9日まで2泊3日で行ってきました。
平取町のとよぬか山荘(小学校跡を町が宿泊施設にしている)
からシャトルバスに乗り、約1時間で登山口に到着。
そこから重い荷物を背負って、林道を歩くこと2時間20分。
次はいよいよ沢の渡渉!!沢シューズに履き替え、
膝上まで水に入りながら約2時間、十数回渡ると・・・
よくまあこんな奥に・・というところに、「幌尻山荘」が
現れて、一日目の行程は終了。
小屋泊まりも沢歩きも初めてという若いKHさん@平取との
女二人山行、お喋りする間もなく、7時消灯。
さて、翌朝は予想通りの快晴(*^^)v
きつい登りを2時間も過ぎたところで、目の前に突然この山並みが!!
ここから、楽しい尾根歩きの始まり始まりぃ~
段々、色づき始めた北カールが現れて、足下にもチングルマの紅葉が。
左のピークは戸蔦別岳。
日高山脈を実感するすべての要素が揃っていて、最高に贅沢な気分でした。
「神々しい」という表現がぴったりの、黄金色の北カール。
登り4時間15分で、山頂着。2052m。
別ルートからの登山客で、頂上は賑わっていてびっくり。
そのまま戻ってしまうのはもったいなくて、少し戸蔦別岳方面に歩いてみました。
「肩」方面から振り返った幌尻岳頂上(上)と、ピパイロ岳方面(下)。
何度見ても飽きない北カールを見ながら、来た道を戻り、3時間半で下山。
再び小屋に泊まり、翌朝沢と林道歩きをして、戻ってきました。
シャトルバスも小屋も予約で一杯だと思い込んで、今まで
計画してこなかったのですが、この日のバスも私たちの
貸切りで、拍子抜けの気分でした。
ただ、この山を目指す登山客の数はかなりいて、小屋のトイレの
排泄物を背負って下りる清掃登山が、ボランティアによって
来週も行われると聞き、頭の下がる思いです。
長年憧れていた日高の最高峰は、思っていた以上の素晴らしさで
迎えてくれた半面、そんなに気楽に行ってはいけない山だという
こともおしえてくれました
大雪縦走と並んでいつか歩いてみたいルートです。
トイレは携帯トイレを持って行くといいかもしれませんね〜。
利尻は麓で渡された覚えがあります(笑)
こちらは、こんな縦走装備で行けるのもあとわずか、かと(^^;
携帯トイレはもちろん持参してますヨ。
ほんと、大人数が入る山では、必要ですものね。 母