秋の終わりの散歩
特にどこへも行かずに、宿の周りを散歩するのも良いものです。
木々の葉がすっかり枯れ落ちて、
繁茂していたササが冬支度を始めるこの時期から
裏山を歩く時の視点がまたちょっと変わってきます。
地面がしばれて、ぬかるんで歩きにくかった湿地は歩きやすく。
ヤチボウズは日中も凍結したままなので、
その上をぴょんぴょん跳んで歩くことができるようになります。
しばれた(凍りついた)ヤチボウズ。
その霜の造形がきれい。
山の中は、一見無機質な色合いばかりかと思いきや、
よーく目を凝らすと、まだ多彩な風景が残っています。
足もとの倒木に、赤と白を発見。
緑色も、まだまだあるのです。
16時すぎには暗くなり始めます。
昨夜は、よく晴れていて月も星もきれいでした。
ちょっと寒いけれど、満天の星空も一見の価値ありですよ~。
それから、木登りするのも今がおすすめです。
葉がないから登りやすいし、見晴らしも良し。
牧草地の端にある、ハルニレの木。
ここはもともと五十石小学校の跡地で、
この木はグラウンドの脇に生えていたらしいのです。
※五十石小学校跡地について過去のブログ→http://nakamano-ie.sakura.ne.jp/yadoblog/928.html
そのせいか、枝が360℃全体に低く伸びていて木登りに最適!
とっても登りやすいんです。
上からの景色もなかなかのもんですよ~
挑戦したい方はぜひ~♪