登山レポ~深まる秋を味わいに、斜里岳へ
焦るわりにはなかなか出かけられなかった諸事情を振り切って、
昨日、斜里岳へ行ってきました。
早朝ルンルンと車を走らせた、なかま母です
(うちから登山口まで約100キロ、2時間です)
登山口は、立派な清岳荘と大きな駐車場のあるここ。
8年前に建てかえられましたが、場所が手前になって
昔より登山道が20分ほど長くなりました。
歩き始めてすぐに、沢の中を石伝いに右岸左岸と渡りながら
進むのですが、これがスリル満点。踏み外すと、濡れます(^_^メ)
岩に張り付くように咲く、ダイモンジソウがまだ残っていました。
下二股で道が分かれ、旧道の沢を登り、帰りは尾根沿いの新道へと
周遊できるのも、この山の魅力です。
次々と立派な滝が現れて、心も洗われていくよう・・
最後はこんな滑沢の横を慎重に進みます(・.・;)
・・とほどなく上二股。ここまで2時間半の楽しい沢歩きでした。
そこから「胸突八丁」と呼ばれる急坂を登ると、この「馬ノ背」到着。
正面に知床連山と国後島がどど~んと現れます。
そして、頂上も見えてきました!写真の右奥がピークです。
ものすごい風の中、頂上到着。3時間半ほどでした。
静かな山頂で、ガスでお湯を沸かして暖かいスープを飲むと、
いろんなものが(?)じわーと沁みてきますね。
頂上から来し方を振り返ると大パノラマが(上・地面の見えるところが馬ノ背)。
硫黄山と屈斜路湖もこんな近くに見えますよ~(下)
新道を下り始めてまもなく、「竜神ノ池」という伏流水でできた池へ足を延ばすことに。
青い水面の下で、ゆらゆら藻が揺れ、水が湧き出ているのが見えます。
こんな標高の高いところで、不思議ですよねえ~(*_*)
新道の醍醐味(?)は、何と言ってもこのハイマツの尾根歩き。
ときどき頂上を振り返りながら、足取りも軽やかにといくべきところ、
昨日の私は・・少々足に疲れが(>_<)
熊見峠で楽しい尾根歩きもおしまいです。
あとは一気に下り、往復7時間強の本日の山行もおしまい
帰り道、清里町のコスモスと収穫を待つ大豆畑から、
もう一度斜里岳を眺めて、
「緑の湯」という町営温泉に浸かって、あ~本日も充実した一日なり(^v^)
これからも秋の北海道の山便り、よろしくお願いします!!
前の清岳荘のほうが趣きあったんですけど、ね。
登山道自体はあまり変わっていませんが、そうそう今回上二股に
携帯トイレ専用のトイレブースが出来ていて、びっくり。
それだけ多くの人が登っているということなんですね。なかま母
よく詳しく覚えているね!再挑戦するなら、早い方がいいよ~
実は、今回ほど翌日(翌々日?)まで疲れが残るのは初めてで、
トシのせいかと少々弱気になっている、なかま母なのです。
もう待ったなしの季節になってるからね!
娘と交代制だから、あと何回出かけられるやら・・
なかま母