シカ肉レシピvol.13 網脂の包み焼き
自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。
日々、色々と調理していますが、忘備録も兼ねてこのブログに記していくことにします。
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●●シカ肉レシピvol.13 網脂の包み焼き●●
網脂(あみあぶら)。
食べたこともなけりゃ、どんな料理に使われるのか見当もつかなかったんだけど、
どうやらけっこう手軽に調理できるらしい。。。との噂。
それなら、やってみよー!と思って、解体する時に取り出し、冷凍してありました。
網脂は、内臓を包む網状の脂のことで、
広げるとこれくらい。きれいな網目なんです。
色々検索してみると、網脂を料理に使うメリットとしては、
・淡泊な素材に脂(コク、深み)を補強する
・材料を「包む」ことができる
の2点にあるらしい。
というわけで、
まずはオーソドックスに挽き肉で作ったタネを包んで焼いてみることに。
網脂の下処理。酢を入れた水にしばらくさらします。
脂が引き締まった気がする。
タネは、ひき肉(もちろんシカ肉)、炒めた玉ネギ、おから(たまたまあったので)、塩コショウ、ナツメグ。
網脂を適当に切って包みました。これをグリルでじっくり中まで火を通します。
味は…おからを入れたことにより、ただでさえ淡泊なシカひき肉のタネが、
より淡泊になって(パサついちゃって)ちょっと失敗。網脂以前の問題だわ。
肝心の網脂は、脂っぽさは全然気にならない。
ソーセージの薄い皮みたいのが口に残る程度の存在感。
…ふ~ん。
これはちょっと面白い素材かもしれない。
だってこのタネ、卵を入れていないってのがポイントで、それは網脂のおかげ。
中身を変えて、色々包んでみようっと♪
関東で蝦夷鹿肉の普及活動をしております鹿肉普及委員会と申します。
初めて鹿肉を食べて以来魅了され鹿を商いにしてしまいました(笑)
いつも鹿の珍しいメニューで楽しませて頂いております。
同じく鹿を愛する!?人間として宜しくお願い致します
こんばんは。こんな個人的なブログを見つけていただいて光栄です。
鹿肉にしても何にしても、美味しさへの追及は飽きるところがありませんね。
時々覗いてもらえると嬉しいです^^