家を作る。77

少し前に、大さんが加工して取り付けた風呂の窓枠。
高級な(私たち的に)ヒノキ材です。おぉ~美しい!
きちんと製材された材料で作ると、こんなにピタッときれいに収まるんだ、ということがよくわかった。
再利用のサッシに付けるのがもったいないくらいの窓枠になった。
一方、こちらは2階の窓。
ここだけは、廃屋時についていた木製サッシを内側にそのまま利用しています。
(二重サッシになっていて、外側はアルミサッシ)
サッシの付け方が他と異なっていて、どうしようかと悩んで放置したままだったのだけど、
これまた廃材の中にL字の見切り材があったので、これでいいじゃん、と窓枠にしてみた。
サンダーかけて、渋皮で塗装して。
サッシの周りにぐるりと、壁に張るボードの断面が隠れるように。
四隅も斜めにカットして合わせてみた。
・・・が、失敗。
順番に留めていたら、最後の角がこんなにズレた・・・
釘打ちした分、想定より沈んだ。がっくり。水切りじゃあるまいし。ヘタすぎる~
かき集めた4本の見切り材は、寸法が揃ってなくて、
そもそも角を合わせるのはちょっと無理があったかも。
とりあえず留めたけど、廃材ストックの中にもう1本見切り材があれば、直そうかな。
2階の窓枠見る度に、後悔するのはいやだし!
それから、手を動かしながら、思いついた造作をひとつやってみた。
台所と脱衣所の境の間仕切り壁に、埋め込むかたちで小さな棚を作ろうかと。
そのための下地と台をこの段階で取り付けます。
専門用語でニッチと言うらしい。ネットで見つけて、やってみたかったので。
筋交いがあるので五角形になるけど、一輪挿しなども置けるよう、縦に長い棚にしよう。
最近の雑感。
やり方がわかると、俄然たのしい。
段取りよく手を動かせるのは気持ちが良くて、時間があっという間に過ぎてしまう。
「家づくりもプラモデルと一緒だよ」と言っていたセルフビルド先輩の言葉を思い出す。
やり方に悩むと、不安になるし途方に暮れることもあるけど、
それを解決できた時には、「できなかったことができるようになった自分」が確かにいて、
それが何より嬉しい。経験値がぐんぐん上がってるなぁと実感する。
この家が完成したら、どんな気持ちが胸いっぱいに広がるんだろう。すごく楽しみだ!