北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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家を作る。72

 

窓枠づくり続き。

 

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脱衣所の窓は、下の1辺だけ。これもキハダの材で作りました。

この写真だけ見ると、角材を1本取り付けたかのように見えるのだけれど、実は違います。

 

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サッシを取り付けた際、カイモノ(木っ端)を挟んで水平を調整するので、

その分段差ができて、それをかわすために、裏面と両端は加工する必要があるのです。

 

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サッシを取り付けた時には窓枠のことまで考えて作業できていなかったので、

こうしてカイモノが飛び出しているところは、余計に面倒なことに・・・

 

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とりあえずここは、幅の異なる合板を重ねることで済ませました。

脱衣所は1辺だけ窓枠なので、残り3辺は下地だけです。

 

ひとまず、窓枠は全て揃ったのだけれど、ここでひとつ問題発生。

私は無垢のままがいいのに、大さんは柿渋を塗りたいと言う。

大さん曰く、結露してカビるだろうから、カビが目立たないように塗装しておきたいのだそう。

まぁ塗装するのはいいけど、黒っぽい窓枠はいや。クリアの防腐剤でいいじゃない。

と、意見が食い違っていて、窓枠の作業は中断。

こればかりは、デザインの好みの違いだからなぁ。

この先が思いやられるけど、妥協するのも違う気がする。

毎日暮らす自分の家なんだし、目にするたび後悔はしたくない。

うーん。何かいい折衷案はないものか。

 

 

と、迷いつつ、とりあえず他の作業を進めます。

窓枠以外にやることはたくさんあるのだ。

 

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手つかずだった玄関の断熱材入れ。

引き戸の外側ということもあり、断熱材の優先度は低く、廃材や残りものを積極的に使用しました。

入って右側の壁は、70㎜の真壁なので、50㎜のグラスウールに20㎜の廃材断熱材を重ねて。

 

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防湿シートを張って完了。

 

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窓枠も、壁の内側からビス留めして固定。

(ここだけは廃材の風合いのまま、無塗装で取り付けるということで合意)

 

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反対側の壁は、100㎜の大壁なので、50㎜グラスウールと50㎜スタイロフォームで。

 

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緑色の50㎜スタイロフォームは、親しくなった建材屋さんが、

「他の現場で半端なの余ってたから」と言って配達ついでに持って来てくれたもの。

ありがたく使わせてもらいます!

 

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土間から玄関を見た上の壁と、その裏も。

涙ぐましいほどのスタイロフォーム継ぎはぎっぷり。

でも材料を余すことなく、きれいに使い切りたいので。

 

 

 

 10:27 PM|コメント (1)

コメント 1件

  1. こりゃ大変な作業だねー、妥協しない方がいいかもね。
    我が家は40年以上たっている愛着のある家をどうするか
    悩ましいところです。

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