家を作る。66
さて、届いたグラスウールをせっせと壁に詰めています。
グラスウールは395㎜幅と43㎜幅の2種類を購入しました。
柱と間柱の太さも間隔もまちまちなので、ぴったり合うように微妙にカットしながら詰めていきます。
筋交いやヌキのところは、なかなか複雑で頭を使います。
10㎝の厚みのあるグラスウールを無理やり狭いところに通すとちぎれるので、
厚さもカットして調整しないと入りません。
詰めたところから、防湿シートを張って、気密テープで止めます。
グラスウールは湿気に弱いので、湿気の侵入を防ぐためだそうです。
写真ではよくわからないけど、コンセント部分には防気カバーを内側に入れて湿気対策。
本当は、気密コンセントカバーをコンセントボックスの外側に設置するものらしいのだけど、
間違ってインナーカバーを注文してしまいました。
でも値段が10倍くらい違うので(なぜかインナーカバーの方がお安い)、
試しに付けてみたら、これでも気密効果は保てそうだし、これでいいじゃない、ということに。
コスト削減ってことで結果オーライ?
悩んだのは、床との取り合い部分。
根太と床断熱の高さ分は、合板の切り欠きや下地があって狭いので、
解体時にとってあった古いグラスウール(黄色いやつ)を詰めることにしたのですが、
ふと、床下からの湿気が気になりました。
明らかに隙間があるところはスタイロフォームなどで埋めたけれど、
手を入れるとなんだかひんやりするし、せっかくの新しいグラスウールが湿気でダメになっては悲しい。
いったん作業を中断し、あれこれ調べ直して、検討した結果、、、
内壁の底部分に、防湿シートを入れることにしました。
防湿シートを小さくカットして、気密テープで留めただけだけど、何もしないよりはずっといいはず。
いったん詰めたグラスウールを取り出して、やり直し。
地味に手間のかかる作業でした。
ちょっと余談。
それにしても、要所要所で使うこの白い気密防水テープ。
参考にする本やサイトでも必ず出てきて、私たちもやたらと多用しているけれど、
耐用年数がとても気になる。
ガムテープよりは粘着力は強いし丈夫そうだけど、これ、本当に数十年持つんだろうか?
それから、階段も徐々に出来上がってます。
完成まであともうひと息!