家を作る。29
棟梁の登場により、ぐんぐん作業が進んでいます。
スピード感が桁違いです。昨年もひと月作業してもらったけど、
その時は穴掘りやコンクリ練りが主で、大工仕事は部分的でした。
今回は、棟梁の本業ズバリの仕事。
あれよあれよという間に進むので、見落とさないように記録せねば。
【1日目】
この集中期間で、屋根を完成させるのが目標です。
というわけで、まっさきに下屋に垂木が入りました。
元々この家で使われていた材を再利用。
壁の断熱が厚くなる分、出窓が邪魔になるよね、ってことで南側の出窓撤去。
この家は出窓(二重窓)が多いのですが、
出窓は全て撤去して、できればペアガラスの窓に入れ替えたいと思ってます。
南側の壁上部も、屋根工事の兼ね合いで撤去。
屋根の建材がまだ調達できていないので、その間に風呂場の窓と間柱を入れました。
Aさんからいただいた、樹脂サッシのペアガラス窓です。
自宅を改築した際に、保管しておいたものだそうです。ありがたい。
吹き抜けの屋根下にも明かりとりのために小さな窓を設置。
同じくAさんからいただいたもの。当初、この小さな引き違い窓はトイレに設置して、
ここには素敵なはめ殺しの窓を入れようと考えていたものの、
トイレの壁にはサイズが合わないことが判明。
屋根工事の関係で南側の壁をどうにかしなきゃ!と待ったなしの状態になり、
すてきな窓作る暇なんてないし、もう、ここでいいか!と決定。
こんな高い窓、はたして開閉することあるのだろうか?
この日、板金屋さんに見積もりに来てもらいました。
そしたら、脚立で不安定に作業する私たちを見かねて⁉、
「足場、貸しましょうか?」とすぐに持ってきてくれました。ありがたいですー!
【2日目】
早速、足場の組み立て。
おぉ!建築現場っぽい!!
家の裏側。
足場が安定したところで、屋根工事再開。
垂木を切り揃えて鼻隠しを付けていきます。
下屋以外の屋根は、腐ってる部分だけ入れ替えるけど、垂木と野地板はそのまま使うつもり。
青いトタン(40年前に父が貼った)とブリキ(70年前のもの)は全て剥がします。
ブリキ板の下に敷き詰められた杉板も撤去。
腐ってる垂木には、新たに材を添えて対処。
【3日目】
野地板を張っていきます。
廃材だけでは足りず、少し買い足しました。
東側も、下だけ剥がして・・・
鼻隠しが新しくなりました。防腐剤も塗っていきます。
次は、玄関部分。ここは野地板がほぼ腐っているので、全て張り替えです。
剥がしたところで、3日目終了。
棟梁の作業スピードについていくのに精いっぱいで、
ブログ更新がすでに追いついてませ~ん!
我が家のリホームや外壁の時の職人さんたちの技と
段取りの良さには驚かされる。
行き当たりばったり!(汗)