くろぶた料理
少し前になってしまいますが、豚の頭をいただく機会がありまして。
その貴重な食材をあれこれ料理した時の話題です。
忘備録がてら、ブログに記しておこうと思います。
後半は、やや衝撃的な写真もあるので、苦手な方は注意してくださいね。
豚は、と畜場から引き取られてきた、浜中町産の黒豚です。
きりたっぷ里の武士さんからいただきました。ありがとうございます!
顔の肉、鼻、ミミガー、くちびる、脳みその料理が並んだ食卓。
季節の山菜も添えて、豊かな食事にー\(^o^)/
まぁここまでに解体・料理するのがひと苦労でしたが、
その甲斐ある美味しでした!
左から、鼻、耳(ミミガー)、くちびるを茹でたもの。
酢味噌を付けて食べました。軟骨
行者ニンニクにもよく合います。
脳味噌のバターソテー。とろっと甘いです。
見た目も食感もまるで白子。
目の後ろとか、顎とか、頭からとれる小さなお肉を
味付け
頭のお肉はよく動かす筋肉なので、どれ
お料理は以上。
他に、頬肉もあったけど、これはいったん冷凍保存。
後日、改めてじっくり料理しよう。煮込みがいいかな~?
頬肉。筋肉質で美味しそう!
下処理した脳みそ、耳、鼻。
ちなみに、耳などの毛はバーナーで焼いて処理しました。
それでも時々、毛穴が舌に触ったけど(^^;)
もっといい毛の処理方法ないのかな?あれば、頭の皮も食材になったのにな~
思ってた以上に剛毛なんだもの。
脳みそを取り出しているところ。
鼻先から割るとけっこう簡単でした。
調理前の様子。正面写真の掲載は控えました。
けっこう大きいので、部位ごとに肉を解体するまでが大変でした。
下顎を外すのに一番時間かかっちゃったかな。でもいい勉強になった。
骨や皮は、もちろん、ケンの餌となりましたとさ。(ケン大喜び!)
屠られた豚をもらって、宿で解体したのでしょうか。
私も海外旅行で市場などに寄ると、まさにその動物の形をした肉が売られているものを見ます。最初は驚きましたが、今はもう平気になりました。むしろその命をいただいたことに感謝するくらいです。
そして、お土産Tシャツに豚が描かれていて、点線で区切って
部位ごとのなまえがかいてあります。
「食べないのは鳴き声だけ!」ってコメントが書いてあり、
笑っちゃいましたが、うなずけました。
すべて食べることが供養になるのですね。命に感謝です。
私もかつてモンゴルで遊牧民のゲルステイした際に、ゲルの中に羊の頭の形をした肉があったものを思い出しました。確かに衝撃的ですが、こうやって動物の命をいただいているんだな、と思い、そのありがたさが分かる写真だと思います。
遊牧民の家にステイとは、とても興味深いですね~!彼らの食文化から学べることは多いように思います。
そういえば、ちょうど7月17日に、標茶の塘路で、皆でゲルに集まるイベントがあります。我が家がいつも羊の毛刈りでお世話になっている酒井さん@白糠がゲルを建てるそうです。