北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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薪しごと2015春

薪仕事がようやく終わりました。

まぁ去年よりは早く片付いたかな。

 

用意しなきゃならない薪は、宿と母屋、2軒分です。

薪ストーブの大きさに合わせて、

宿用の薪は55センチ。母屋用は35センチ。

30~40センチが一般的な長さらしいので、55センチはかなり長い。

 

ここ数年は、なかま父となかま娘で手分けしてやってたけど、

今年はなかま林業が忙しくて、なかま娘の細腕(!?)にその重責が。

でもまぁ、文句言いつつ頑張りました。

そして、今日はつい先ほど手に入れたばかりのこの達成感を

披露したいがためのブログです(笑)

 

*****

 

まずは、宿用の薪から。

 

最初に手を付けたのは、昨年大量に手に入ったカラマツとトドマツの「追い上げ」。

※追い上げ材~伐採した木を規定の長さに揃える時に生じる端材で、根に近い部分。

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一見すると「太くていい丸太ねー♪」って感じだけど、とーんでもない!

カラマツの追い上げなんて、何度斧を振り上げても割れないよー(T_T)

特にカラマツの根元はねじれているので、ものすごーく割りにくいのです!

 

しかも、宿用なので55センチ。

私にはとても無理でした。(経験も筋肉も足りません。)

というわけで、割るのは父、運んで積むのは私、と分担することに。

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一輪車でせっせと運んで、宿の裏へ。

生木なので、1本を片手で持つだけでもけっこう重い。。

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長さを揃えた時に出る端材。これなら簡単に割れます。

短い薪だけ集めて、これはこれで、クズ薪用の小屋へ。

↑ていうか、この丸太の径みてください。

この太さの55センチを割るって、やっぱ父ちゃんすごいよ・・・

 

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あとは、カラマツ以外の細めの薪を割って(それなら私もできる)、

去年の残りを積み直して、宿分は完了!

薪小屋2つ分で、約1.5冬分です。

 

そうそう、積み替えしている時に面白いものを見つけました。

 

・・・ん!? なんか、くっついてる?

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コウモリでした!

コテングコウモリという名前の種類のようです。

寝てるとこ起こしちゃった。そうっと、別の薪の隙間に戻しておきました。

 

それから、もうひとつはこれ。

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右の黒いとこ、ただのフシかと思いきや・・・

 

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まつぼっくり(球果)が埋め込まれてる!?

これはかなり珍しいので、薪にはしません。飾っておこう。

 

 

さて、宿の方が終わったら、次は母屋分。

こっちは、ほぼ一人でやりきりました。 

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細いのは、チェーンソーでひたすら伐って伐って・・・(手間かかるー)

 

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ある朝、「さぁ今日も頑張るぞ!」って扉を開けたらこのあり様・・・

そのショックたるや・・・(黙ってそのまま扉を閉めようかと思いましたわ)

 

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さぁ積みなおーし! 小技を使って安定させました。

細い薪はね、ただ同じ方向に積むだけでは弱いんです。

(自慢じゃないけど、積むのはパズルみたいでおもしろいから得意♪

自分の名誉のために記しておきますが、上の崩れたところは、父が積んだとこ!笑)

 

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こんなのはなかなか割れませーん!

 

うまく木目を読んで、フシの間にスパーン!と斧が入った時の喜びたるや。

けれど、こんなふうに複雑にからみあっている場合はとても難しい。

なので、チェーンソーで細かく切っちゃいます。

「このやろー!文明の利器をみたか!」という気分になる(笑)

 

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そうやって細切れにしたものも含め、

35センチに満たないクズ薪は、全部まとめて小屋の中へ~。

これはこれで、昼間に燃やす薪として使います。

 

こんな感じで、今春の薪仕事も無事完了!

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ビフォー(上)とアフターの写真を見比べては、ニヤニヤ。

きれいに積まれた薪小屋の周りを何週も歩いては、ニヤニヤ。

そして薪をくべる時にまた、ニヤニヤ(しちゃうと思うw)。

 

ともあれ、これで次の冬の暖房が確保されたし、

薪と共に経験も積めたし、めでたし、めでたし!v(^_^)v

 11:23 PM|コメント (2)

コメント 2件

  1. 町田 廣 on said:
    はじめまして。女性がひとりで約10棚分と見える薪を準備するというのはすごーいです。私もNPO川崎-仙台薪ストーブの会で遊びで伐木からの薪作りをやっています。初心者バイクのオヤジ一人旅でこの8月にもまた道内を走ります。
    8/11か8/12頃に宿泊させていただこうかと検討中です。
    お母様の山登りもすごいですね。私も札幌在住のときある山岳会にお世話になり
    それ以来、沢登りばかりしていました(過去形)。志向が御家族皆様とかなり重なる
    ような感じで、是非一度お邪魔してみたいです。 machi@仙台

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