プリマスがフライになった。
少し前のことになりますが、
いつものごとく、ニワトリをつぶして食べました。
1羽は高齢になった横斑プリマスロック(←鶏の品種名です)のオスで、
もう1羽は昨夏に孵った名古屋コーチンの若オス。
そうです、『烏骨鶏に卵を抱かせて名古屋コーチンを増やそう作戦』が
半年以上かかって、ここにひとまず終結しました! ばんざーい\(^o^)/
言わずもがな、卵を孵し半年かけて大事に育てた名古屋コーチンは
もう格別の味わいでしたね。
刺身で。蒸して。焼いて。和えて。出汁とって。
内臓も含め、色々に料理して食べました。
噛みしめるほどに、お肉の味がじわじわしみ出てきて、たまりません~!
ずっと口の中に入れておきたい感じ。飲み込むのがもったいなかった(笑)
さらに、デザートは名古屋コーチンの卵で作った焼きプリン♪
名古屋コーチンのフルコースでした。
写真右端が、今回料理した若いオスです。
その左は、親鳥のオスとメス。まだまだ元気に卵を産んでくれているので、
『烏骨鶏に卵を抱かせて名古屋コーチンを増やそう作戦』は今年も続行です!
ところで、もう1羽の横斑プリマスロックも、
同じくうちで卵から孵した鶏でした。
あまり手に入らない種類なので最後の1羽になっても大事に飼っていたけれど、
高齢のせいか足が悪くなってきたので、お肉にすることにしました。
何より、まだ羽がきれいなうちにやりたかったので…
横斑プリマスロックのこの美しい羽は、
フライ(疑似餌)のマテリアル(材料)として価値があるのだそうです。
幸いにもフライフィッシングを趣味とする知人が数人いるので、
そのうちこの鶏をつぶす時には、ぜひ羽を有効に使ってもらおう、と思ってました。
というわけで、お湯に浸けて羽を抜くことはせず、
皮のまま羽を剥がしてみました。フライフィッシングの専門店では
このような状態で売られているらしいので、みよう見まねです。
ちなみに、お肉もちゃんと食べましたよー。
さすがじいさん鶏、味がどうこう以上に硬くて硬くて!(笑)
でも圧力鍋を駆使していただきました。
そしてこちらが、Fさん@札幌が送ってくれた写真です。
プリマスの羽を使ったフライ。
白と黒の長い羽がそれです。
鶏をつぶしても、なかなか羽までは利用できずにいたので、
こんな形で活用してもらえるのは嬉しいです(^^)
今いる鶏の羽なら、いくらでもどうぞ。
背後から、そーっと近づいて、ブチッ!と。