myルームシューズ
自分用のルームシューズを作りました。
ウール100%はさすがです。これひとつあれば、厳冬期だって快適、快適♪
ただし、ちょちょいと簡単にはできません。
完成まで、なんと8時間(!)もかかりました。
まず、羊毛の色を選び、分量を量ります。
型に羊毛をちぎりながらのせ(ここまで1時間半)、
石けん水をかけながらひたすら擦り続けることさらに1時間(上の写真)。
切り込みを入れて型を出したところ。
ふわふわだった羊毛の繊維が絡み合って、布の状態になってきました~!
でも、まだまだサイズがバカでかい。
これをもっともっと擦って、収縮させていきます。
そうすることで、丈夫で分厚いルームシューズになるのです。
腰を入れてひたすら力を込める! 2時間くらい。けっこうしんどい。
この時はお友達と一緒に作りました。もちろん、指導はなかま母。
フェルトの部分ができたら、1日目は終了。
一晩、薪ストーブの横で乾かしました。
そして翌日。
底の革を縫い付けたり、今度はニードルフェルトで模様を入れたりの作業。
なんだかんだ、3時間はかかりました。
で、完成したのがこれです!
下のビニールが型なんです。どれだけ収縮したかがわかるでしょ。
ポイントは、革の取っ手かな。ここに指をかけて履きやすく♪
ぐるぐる模様はその場の閃き。
ちなみに、こっちはお友達の。
つま先とかかとで色を変えててかわいい。
時間をかけて作った道具ほど愛おしい。
修理しながら、ボロボロになるまで履き倒そうと思います!
修理までして大事に履いてくださってありがとうございます!
かなり履き続けると、やはり3年くらいのようですね。
私のルームシューズは、長い北海道の冬で3年もつかなぁ。
それにしても、真っ二つって、どこから割れたのでしょう?前後に?
私はもう、自分用のひとつを作るだけで十分です…
なまか母よくやるわ~と改めて思いました。