なかま林業取材レポ3 秋の間伐
なかま林業、秋冬の現場レポです。
過去のレポはこちら→http://nakamano-ie./nakamablog/1612.html
今回の現場はここ。
牧草地の角にある、樹齢15年のカラマツ林。
林の中に進むと…
いました、なかま父発見。
氷点下のなか、黙々と働いています(>_<)
この時期の作業は「間伐」です。
樹高7~8メートルほどのカラマツをチェーンソーで1本ずつ伐り倒します。
この伐り込みを林業用語「受け口」と呼ぶそうです。
反対側からチェーンソーを入れると(こっちを「追い口」と呼ぶ)、
受け口の方角へ真っ直ぐに倒れます。
ズドーン!と地面が揺れました~!
ひとつ間違うと事故にもなりかねない作業。
木の特徴や周囲の状況などを判断して倒します。
今回の現場では、間伐材として出荷されるそうなので
倒した後にもうひと手間、ふた手間が必要。
まず、切り口を垂直に切り落として、
枝をチェーンソーで払っていきます。
そして、一定の長さに玉切り。
材の長さは現場によって異なるそうです。
先っぽの方までぜんぶ。
それが終わったら、材をまとめます。
この時に使うのが、「とんび(とび)」と呼ばれる道具。
1本1本持ち上げてたら時間も労力もかかってしまいます。
刃先をひっかけて、引きずるようにして運んでいました。
向きを変えるときは小口にひっかけたりして、
ひょいひょいと器用に。
そうして積み上げられた材。
これは後日、重機で運び出されるそうです。
この太さだと材木にはならないだろうから、チップにでもなるのかな。
こんなふうに、雪が本格的に深くなるまでは間伐作業が続きます。
「それでも今年は雪が少ないから楽だ。かんじき履いてやるのはゆるくないもな」と、父。
※ゆるくない=「大変」の北海道弁
ちなみに、一日中外で作業をするのでなかま父の顔は雪焼けで真っ黒です。
その上、息抜きは日陰のない湖上でワカサギ釣りだもの・・・
冬のなかま父は、夏よりも黒いです。異様に黒いw
私としては、もっと雪があって、星空が完全な状態、が理想でしたが・・・
もう少し標茶・五十石の山林を歩いてみたいので、また来年訪れたいと思っております。
追記、AirDo15周年キャンペーンだか何だか???800ポイントで北海道に行けるらしいです。
エゾモモンガと星空次第では来年でなく3月初旬に再度行けるのかな?現在1427ポイントです。
AirDoが釧路空港に就航したのでとても嬉しいです。
Terminal Bus がもう少し安ければ尚、嬉しいのですが…
(公開・返信遅くなってしまいすみません)
エゾモモンガは、最新情報をブログにてお知らせしますのでお待ちくださいね!
そうそう。私も帰りはAirDoだったのですが、
BearDoのマグを機内誌に見つけて松下さんを思い出しました(^^)