北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「登山レポート」一覧

登山レポ~冬の眠りにつく前の西別岳へ

 

連日マイナス10度以下の冷え込みで外遊びが億劫になりがちでしたが、

今年の道東は雪が少ないので、まだ行けるかもしれないと、西別岳に

様子見に行ってきました、なかま母ですiconseticonset

夕方から大荒れとの予報でしたが、午前中は青空と無風の登山日和(*^^)v

 

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連れは、いつものTAさん@ウトロと、ZMさん@根室。

この二人、3週間前には雪と風の中、摩周岳にも登ったそうな。

がまん坂にも、この通りかなりの雪がついていましたが、

スノーシューやアイゼンが要るほどではなく、お喋りのエンジン

全開でカッカッと登りました。

 

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まもなく、目の前に雪の斜里岳が現われて、テンションが上がります。

春に見る雪山とは一味違い、これから迎える厳しい冬を前に、ピーンと

張りつめた気配が感じられます。

 

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頂上へ向かう尾根道に出ると、雲行きが怪しくなってきました。

あんなに咲き乱れていた花たちもみーんな、この雪の下なんですね。

 

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頂上はさすがに風と寒さで長居はできません。

西別岳とも20年近い付き合いですが、12月半ばに頂上に立つのは、

初めてです(^_^)/

 

「夏山」シーズン締めくくりにふさわしく、お天気にも仲間にも

恵まれての今日の西別岳登山となりました。

今年も楽しませてくれて、ありがとうございました。

来年の5月末まで、しばしのお別れです(-_-)zzz

 

 

 

 8:43 PM|コメント (2)

登山レポ・番外編~仲間が集結して丹沢塔ノ岳へ

北海道内の山々はすっかり雪を被り、冬山の様相。

それならば、と休館中のこの隙に(?)本州の山に出かけました、

なかま母ですiconseticonset  先週の日曜日のことです。

回は、なかまの家に集う「仲間たち」が計画してくれたもので

私は送迎付きのVIP待遇で参加させてもらいました(^_^)v

 

早朝、関東一円から(一人は何と舞鶴から)、山好きのお客さんたちが

8人も神奈川県の丹沢、「大倉」の登山口に集結。

ヤビツ峠にタクシーで移動して、二ノ塔~三ノ塔と縦走しました。

 

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歩き始めて2時間半ほどの、行者岳での面々。皆楽しそう~iconset

初顔合わせの人たちもいたのに、たちまち旧知の友のようになりました。

 

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こんな鎖場もあって、スリルもなかなか。

ただガスがかかって、富士山はもちろん遠くの山は見えませんでした(>_<)

 

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5時間余りかかって、塔ノ岳頂上着。1491m。

この標高でまだ雪がないのも驚きですが、何といっても人の多さに

ビックリでした。紅葉はやや終わり気味、でも晩秋の山歩きを

手軽に味わえるとあって、皆さん出かけてくるのですね。

 

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上では終わりかけの紅葉も、下にくれば、まだまだ楽しめました。

最初から最後まで、尽きることのない「なかまの家談義」に花を

咲かせ、この後皆で温泉に足を延ばし、長くて楽しい一日が

終わりました。

みなさん、本当にありがとうございましたiconset

 

 

その後、せっかく靴もザックもあったので、それに晴天続きだったので、

高尾山、鎌倉アルプス(大平山)にも行ってきちゃいました(^^♪

こちらは、お客さんやヘルパーの、アラカン女子4人で。

たまに北海道以外の山々を歩くのも、いいもんですねぇ。

 

 10:17 AM|コメント (2)

登山レポ~強風の中の西別岳ツアー

遅い夏休み(!)に登山をしに来たお客さんを案内して、

強風にもめげず晩晩秋の西別岳へ行ってきました、

なかま母ですiconseticonset

一昨日の大雨のあと、昨日は気温は高めでしたが風が強く、

とりあえず行ける所まで行ってみようと出発しました。

 

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がまん坂を登り終えて、ほっと一息。

眼下に広がる根釧台地を眺めて、皆感嘆の声。

紅葉したカラマツ林が黄金色の絨毯のようです。

 

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風は思ったほどではなく、頂上を目指すことに。

風のおかげで空気は澄み、どちらを見ても景色は最高です。

 

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稜線を歩きながら、摩周岳と摩周湖も見えっぱなし(^^ゞ

 

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アラフォー男子3人(Oさん@横浜、Iさん&Fさん@富良野)に、

いつものTAさん@ウトロもまじえて、賑やかときどきしんみり

(秋って何故か・・)の、今日も充実の山行でしたiconset

 

 

 

 

 10:04 PM|コメント (2)

登山レポ~里まできた紅葉を味わいにペケレ山へ

高い山がそろそろ終わりになるこの時期、

訪れたくなるペケレ(辺計礼)山に、

今年も行ってきました、なかま母ですiconseticonset

 

 

阿寒横断道路の弟子屈寄りの入り口付近に、

登山口へ続く林道があるのですが、別荘地に

隣接しており、ゲートを開閉して入ります。

(鍵ではなく鎖のみ)

 

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はじめはこんなカラマツの植林地をしばらく歩きます。

 

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シラカバに変わり、段々高度感も出てきて、

茶、黄、赤と色づく木々を、眺めるというより

味わう感じで登山道がついています。

 

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頂上が近づくと、こんな雰囲気です。

そうそう、この日も予報は雨だったのにこの青空(^_-)

 

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1時間ちょっとで頂上着。732m。

後ろに見える山は、雄阿寒岳です。

 

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反対側を見ると、この眺め。

目の前の山はテレビ塔(?)が立つビラオ山で、その向こうに

西別&摩周岳も見えています。

連休に入る前の先週の金曜日、静かなひとときを味わいに

友人と二人で行ってきました。

この日は他に一人だけ会いましたが、ほぼ貸切を楽しめる山ですiconset

 

 11:49 AM|コメント (0)

登山レポ~秋深まった雌阿寒岳へ

朝晩氷点下になる日も出てきた今日この頃。

秋の登山を(も)楽しみに来道中の、KTさん@埼玉と

HSさん@神奈川の「たっての希望」で、晩秋の

雌阿寒岳へ行ってきました、なかま母ですiconseticonset

 

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一昨日の朝9時、野中温泉コースから入る頃は

頂上を覆っていた雲も、歩き出すと晴れてきましたよ~(^^♪

四合目を過ぎたあたりで、オンネトーも見えてきました。

 

男子2人だけでは寂しいので、山友女子会(?)のTAさん@ウトロと

ZMさん@根室も誘ったところ、一気に華やいだ一行に!

 

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九合目を過ぎると、いきなり火口が現れて、硫黄臭とゴーという噴出音が・・

その横の登山道には、霜と氷の花が出来ていて、秋というより冬を実感。

 

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2時間半で、雌阿寒岳頂上着。1499m。

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頂上からのパノラマ。阿寒湖の向こうに、雄阿寒岳が美しい。

 

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雌阿寒頂上からの阿寒富士(左)と、その後登った阿寒富士頂上から見た雌阿寒岳(右)。

帰りはオンネトー野営場コースを下りて、全部で6時間ちょっとでした。

 

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下りてきてからも、オンネトーに映る両山を眺め、

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阿寒湖温泉「まりも湯」で汗を流した後、ちょうど日も暮れ始め、

横断道路の「双岳台」からこんな絶景も楽しめて、今回も満点の山行なりiconset

 4:43 PM|コメント (4)

登山レポ~稜線歩きを楽しみにウペペサンケ山へ

羅臼岳を堪能した我々3人に、ZMさん@根室となかま娘も加わり、

翌日雨の中を糠平へ移動。糠平ユースに泊まって、

翌朝(26日)は予想通り雲ひとつない晴天の中、東大雪の秀峰、

ウペペサンケ山に行ってきました、なかま母ですiconseticonset

 

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糠平の温泉街から車で林道を30分ほど走ると、登山口着。

以前は3コースあった登山道も、今はこの糠平コースのみとか。

このコースも入れない年もあり、私も11年ぶりで、ワクワク(*’▽’)

 

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およそ2時間半、1600m峰を過ぎた辺りから抜群の眺めが始まります。

これから目指す糠平富士をバックにひとまず記念撮影。

強風でどうなることかと思いきや、この後嘘のように風がおさまりました。

 

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右手には、糠平湖が見下ろせます。そうそう、今年はまだ

水没していないという、タウシュベツ川橋梁も見えましたよ。

 

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足下には紅葉したウラシマツツジの葉が、それは鮮やか!

ハイマツからがれ場の稜線歩きを楽しむこと、1時間半で・・

 

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通称「糠平富士」1834m着。

突然目の前に現れたるは・・雪の大雪山をバックにしたニペソツ山の全容。

その迫力に圧倒されながら、しばし見とれてしまいました。

旭岳やトムラウシ山は雪で真っ白なのに、ここはギリギリまだのようです。

 

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さらに、そこから1時間弱進むと最高地点の本峰1848m着。

右手にニペ、その向こうに大雪の山々、正面にトムラウシ、左前方に十勝連山。

ああ、こんな贅沢をしてもよいのだろうか、というほどの眺めを堪能して、

お握りをほおばり、長い長い道のりを引き返してきましたiconset

 

 

最後までニペに登りたがっていたガッツKAさんも、

羅臼に引き続き歩けるか不安がっていたOKさんも、

遠くから来た甲斐があったと大喜び。

この日飛び入り参加のZMさんも、皆と旧知の友のように

大はしゃぎでした。

なかま母娘も、姉妹に間違われながら(?)久々の同行

登山を楽しみました(;^ω^)

 

 

 

 

 

 

 12:27 PM|コメント (3)

登山レポ~秋の知床連山を眺めに、羅臼岳へ

日に日に秋が深まる中、晴天 ・無風の24日の水曜日に

知床の羅臼岳へ行ってきました、なかま母ですiconseticonset

 

羅臼岳に登りたくてはるばる舞鶴からやってきたOKさんと

前日西別岳での足慣らしを済ませ、ウトロへ。

7月の西別岳ツアーに参加したガッツKAさん@横須賀とは

ウトロ道の駅で落ち合い、車中泊して、いざ早朝出発!

 

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歩き始めて1時間半ほどで、「弥三吉水(やさきちみず)」という水場着。

紅葉の始まったダケカンバの樹林帯を進み、雪のない「大沢」の急斜面を過ぎると・・

 

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「羅臼平」着。右手を仰ぎ見ると、羅臼岳の頂上が見えてきました!

 

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振り返ると、三ッ峰、サシルイ岳といった知床連山が顔を出し始め・・

 

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さらに高度を上げると、ご覧のような連山の全貌が現れてきます。

何とも言えない満足感が身体中に湧いてくる瞬間です(^o^)丿

左奥の硫黄山まで、次は縦走したいね~と誓い合いました!?

 

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最後の岩場を登りきると、頂上です。1661m。

約5時間かかりました。

一瞬雲が出てきましたがすぐに消え、帰りも晴天の中

紅葉とお喋りを楽しみながら下山しましたiconset

 9:58 AM|コメント (2)

登山レポ~秋深まる西別岳へ

標高の高い山々では早くも初冠雪の便りが聞こえ、

西別岳はどんな具合か昨日見てきました、なかま母ですiconseticonset

 

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さすがにお花は終息期を迎えていましたが、かろうじて

アキノキリンソウ、エゾトリカブト、ヤマハハコなどが

残っていてくれました。

 

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素晴らしい晴天で、陽射しも強く、同行の初登山のNちゃんも大感激。

夏休みで帰省中の20歳のNちゃん、将来の山ガール間違いなし!

 

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頂上から見える斜里岳は、まだ白い帽子を被ってはいなくて、ほっ。

その右には、国後島の山々もはっきりと見えました。

 

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帰りに立ち寄った、リスケ山ピークからの摩周湖の眺め。

紅葉にはまだ少し早く、でも確実に冬へと向かう準備を進めて

いるかのような、昨日の西別岳でしたiconset

 

 4:47 PM|コメント (0)

登山レポ~日高山脈の最高峰、幌尻岳へ

登山シーズンも終盤を迎え、まだ登ったことのない

日高の幌尻岳に挑戦してきました、なかま母ですiconseticonset

 

7日から9日まで2泊3日で行ってきました。

平取町のとよぬか山荘(小学校跡を町が宿泊施設にしている)

からシャトルバスに乗り、約1時間で登山口に到着。

 

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そこから重い荷物を背負って、林道を歩くこと2時間20分。

次はいよいよ沢の渡渉!!沢シューズに履き替え、

膝上まで水に入りながら約2時間、十数回渡ると・・・

 

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よくまあこんな奥に・・というところに、「幌尻山荘」が

現れて、一日目の行程は終了。

小屋泊まりも沢歩きも初めてという若いKHさん@平取との

女二人山行、お喋りする間もなく、7時消灯。

 

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さて、翌朝は予想通りの快晴(*^^)v

きつい登りを2時間も過ぎたところで、目の前に突然この山並みが!!

ここから、楽しい尾根歩きの始まり始まりぃ~

 

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段々、色づき始めた北カールが現れて、足下にもチングルマの紅葉が。

左のピークは戸蔦別岳。

日高山脈を実感するすべての要素が揃っていて、最高に贅沢な気分でした。

 

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「神々しい」という表現がぴったりの、黄金色の北カール。

 

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登り4時間15分で、山頂着。2052m。

別ルートからの登山客で、頂上は賑わっていてびっくり。

 

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そのまま戻ってしまうのはもったいなくて、少し戸蔦別岳方面に歩いてみました。

「肩」方面から振り返った幌尻岳頂上(上)と、ピパイロ岳方面(下)。

 

何度見ても飽きない北カールを見ながら、来た道を戻り、3時間半で下山。

再び小屋に泊まり、翌朝沢と林道歩きをして、戻ってきました。

 

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シャトルバスも小屋も予約で一杯だと思い込んで、今まで

計画してこなかったのですが、この日のバスも私たちの

貸切りで、拍子抜けの気分でした。

 

ただ、この山を目指す登山客の数はかなりいて、小屋のトイレの

排泄物を背負って下りる清掃登山が、ボランティアによって

来週も行われると聞き、頭の下がる思いです。

 

長年憧れていた日高の最高峰は、思っていた以上の素晴らしさで

迎えてくれた半面、そんなに気楽に行ってはいけない山だという

こともおしえてくれましたiconset

 

 

 

 

 

 5:49 PM|コメント (2)

登山レポ~女子たち集って雄阿寒岳へ

絶好の登山日和の昨日、20代~60代の女子5人が

道東一円から集い、雄阿寒岳へ行ってきました。

声掛け役の、なかま母ですiconseticonset

 

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鬱蒼とした原生林へ向かって歩き出す、この最初の瞬間がたまりませんね(^^♪

苔むした林床、横たわる倒木、実生の苗たち・・

 

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五合目までは見晴らしの利かない道を登るのですが、

四合目を過ぎたあたりから、左手に雌阿寒岳と阿寒富士も

くっきりと見えて、汗も吹き飛びます。

 

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七~八合目の登山道脇には、イワギキョウが可憐な花を咲かせていました。

 

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九合目を過ぎて、いよいよ最後の登りに差し掛かるところ。

 

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4時間弱で頂上へ。眼下にはペンケトウが見下ろせました。

初雄阿寒の3人も、すっかり魅せられたようです。

年代が違っても、初対面でも、話に花が咲くのは女子の特権!

おかげで、行きも帰りも熊よけ鈴は必要ありませんでしたiconset

 

 

 

 

 3:42 PM|コメント (2)
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