「登山レポート」一覧

そろそろ道東以外の山にも登りたくなり、糠平に前泊して

昨日ニペソツ山に行ってきました、なかま母です

昨年ウペペサンケ山に登った時、頂上からこの山を眺め、

来年はぜひ！と皆で誓った山でもあります。

体調を整えて、ひそかにチャンスを待っていました(^^ゞ

朝6時、杉沢出合の登山口を出発して2時間ほどで

「天狗のコル」、そこはもう紅葉が始まっていました。

ナナカマドの赤が鮮やかだこと！

まもなく右手に石狩三山（ユニ石狩岳、音更山、石狩岳）が現われ、

足下のウラシマツツジの紅葉に見とれているうち・・

「前天狗」着、そこから見るニペソツの雄姿に、思わずため息が。。

う～ん、何度見ても素晴らしい！この荒々しい山容がたまりません。

この長ーい稜線を下り、上り、そして下って上って、また上ると(^^;

頂上です。2013m。

私の急な誘いに応じてくれたEYさん＠音更と感動を分かち合うも、

帰りの長い行程を思うとあまりゆっくりもしていられません。

帰途も天気良好、眺め良好、お喋り快調なるも、スピード少々落ち目、

時たま弱気発言あり・・で何とか下山しました。

岩の間を行きかう「ナキウサギ」を何度も見ることができました。

そう、ここは太古の昔から（？）彼らの住処なんですよね。

お邪魔しました

わが家から登山口まで車でおよそ4時間。上り5時間、下り4時間半かかりました。

一昨日の朝、晴天の予感に誘われて一人雄阿寒岳を

目指しました、なかま母です

鬱蒼とした原生林の中を静かに歩き始めるといつも

胸に去来するのは、「変わらぬこと」への感謝の念。

ちょっと鈍った身体にはきつい登りの４～５合目。

左手に阿寒湖の全貌が見え隠れしてくるとまもなく５合目。

その後は花たちを愛でながらの、楽しい高山帯歩きが待っています(^^♪

イワギキョウの可愛い花がそちこちで風に揺れ・・

終わりかけのイワブクロも日陰でこっそり咲いていました。

こちらは6月にイワウメが満開だった場所。

今は、枯れた花柄と共に紅葉を待つ葉っぱの間で

フキバッタが飛び跳ねておりました。

頂上（1370m）からの絶景。

パンケトー、その右にペンケトーも見下ろせます。

帰りも楽しいハイマツ帯～原生林歩きが続き、

「春もいいけど秋もまたよし」などとつぶやきながら

今回も歩けたことに感謝しつつ、下りてきました

わが家から登山口まで73キロ、1時間10分くらいです。

山は上り3時間半、下り3時間の行程でした。

八月の暑さと忙しさでなまった身体を鍛え直すべく、

昨日ようやく西別岳へ行ってきました、なかま母です

陽射しも風も、木々の様子もすっかり秋めいて、

虫もいないし気持ちよく歩けました(*^^)v

夏の名残り、ウメバチソウもまだ咲いている横には・・

秋の花たち、エゾオヤマノリンドウやエゾトリカブトが風に揺れていました。

どちらも眩しいほどの鮮やかな紫で、少し枯れかけた花畑の中で目立ちます。

静かな頂上。

摩周湖や斜里・阿寒の山々を眺めていると、不思議と心穏やかに。

さあて、も少し足を伸ばして次はどこに登りましょうか(*´з`)

7月の硫黄山以来、おかげ様で宿業が忙しく(^^;

山に行かれなかったのですが、8月2日にようやく

斜里岳に登ってきました、なかま母です

この山は何といっても沢伝いの道を、水しぶきを

浴びながら暑さを忘れて登れるのが魅力です！

流れを何度となく横切っていくと、こんな立派な「羽衣の滝」に出くわしたり・・

上流ではこんなに流れの近くを歩いて気持ちいい～(*^^)v

・・とここまではよかったのですが、3週間ぶりに歩いたからなのか

暑さのせいなのか、（はたまたトシのせいなのか）、足がつりました私、

頂上まで行けずに「馬の背」にて待機の羽目に(-_-;)

馬の背から見た、頂上（右奥）。

タカネトウウチソウが咲きだし、手前のチングルマは綿毛になっていました。

同行のお二人が下りてきました！

KTさん＠埼玉とMMさん＠東京は、頂上まで行ってきました（写真はKTさん提供）。

お二人とも初の斜里岳、沢の楽しさにも、山の懐の深さにも、下山道の長さにも

とても満足して、翌日暑い暑い本州へと帰られました。

涼しげな沢音を思い出して、どうかこの夏を乗り切ってくださいな

ワタクシ、秋に向けて鍛え直します！！足なんかつってる場合じゃない！？（母のひとりごと）

二年前は途中で断念した知床硫黄山に、万全の態勢で

リベンジしてきました、なかま母です

今回は日帰りでなく、7月8～9日の一泊二日。

「知床山考舎」の若き女性ガイド、INさんにお世話になりました。

同行は二年前一緒に行ったTAさん＠ウトロと、Mさん＠釧路。

出発時は雨でしたが、晴れると信じて歩くこと3時間。

アイゼンをつけて雪渓上を歩くころにはすっかり青空に(^_^)/

重い荷物を背負って長い雪渓を登り切ったら、

こんな景色が広がっていて、思わずテンション上がります！

国後島も、こんな近くに見えていました。

それにそれに、足下には長らく見たかったシレトコスミレが・・

あ～こんな風に雪の融けた礫地に、へばりつくように、花柄を

風に揺らしながら咲いているのですね。

他にも、今が盛りのお花たちがたくさん・・

もりもりのピンクのエゾノツガザクラや、ひっそり咲くイワヒゲに・・

優しい黄色のメアカンキンバイや、すくっと立つエゾコザクラも。

大群のミネズオウや、大輪の花をつけたチングルマ、などなど。

硫黄山の頂上（1563m）からはこんな絶景が・・

右端が羅臼岳です。

貸し切りの第一火口テントサイトの雪渓上に、テント設営。

山で迎える贅沢な夕焼けを存分に楽しみました。

が、夜の冷え込みは想像以上で、あまり眠れず朝を迎えました(*_*;

翌朝も快晴なり。

花たちにもう一度挨拶した後、長い雪渓をオホーツク海に向かって下り、

後ろ髪引かれる思いで知床を後にしました

宿に集う山好きのお客さんたちと、初めての礼文・利尻ツアーを

終えて一昨日戻りました、なかま母です

せっかく稚内まで行くのなら、途中の中頓別にある「ピンネシリ岳」にも

ご挨拶をと、曇りでしたが登ってみました。

標高703ｍですが、シナノキの樹林帯を抜けた後は見晴らしのいい（はずの）

尾根歩きで、皆初めてでしたが楽しめました。帰りの雨も何のその・・(^^;

稚内からフェリーで礼文島に渡り、スコトン岬にあるとほ宿の「星観荘」に

二泊お世話になって、強風と曇りの中での花巡りハイクをしてきました。

ちょうどレブンウスユキソウが咲き始め、レブンアツモリソウは終わっていましたが

代わりにピンクのアツモリソウを見ることができたり・・

こんな風に花と岬がセットになって、どこまでも続く景色は期待以上でした。

皆が、この島に惹きつけられる理由が少し分かりかけたところで・・

今回のハイライトである「利尻富士登山」を敢行すべく、隣の島へ。

麓の野営場のキャビンに前泊し、総勢6人で朝4時出発。

登るにつれ吹き荒れていた風も止み、3時間半かけて8合目に到着すると

頂上が目の前に迫ってきました。

固有種のシラゲキクバクワガタ（左）に出合えたり、

私の大好きなエゾノハクサンイチゲ（右）がそこかしこで満開でした(*^^)v

更に1時間半ほどで頂上着。1719m。

花畑の向こうに稜線、そして雲海と海が広がるこの島ならではの光景に

しばし時間を忘れてうっとり。

4時間かけて無事下山。

登ったあとに眺める利尻富士の何と神々しいこと！！ 

翌朝の宗谷岬丘陵にて。

利尻富士をバックにした愉快ななかまたち！？

実は今回このメンバー（プラス2）たちが、私の還暦を祝って企画してくれました。

本当に楽しい山行プラスαをどうもありがとう。一生の思い出になりましたわ(^^♪

わが家からも晴れた日には臨める雄阿寒岳。

すっかり夏山の様相になったので、山開きには少し

早いのですが昨日行ってきました、なかま母です

阿寒湖畔から、原生林の中の登山道を辿り始めると・・

太郎湖・次郎湖を経て段々と深い山の中へ入っていく感じが、

たまりません。この山の魅力です(^・^)

登山道脇にはミヤマハンショウヅルやオオカメノキの花が次々と現われたり・・

今咲いた（と思われる）ウコンウツギや散る前の（と思われる）チシマザクラも。

そして九合目と頂上近くに、今年も咲いていました！！

みごとなイワウメの群落です。

岩に這いつくばって、一輪一輪は弱々しいのに何故か強い

「生命力」感じてしまうのは、私の思い込みでしょうか(^^ゞ

生命力といえば、四合目付近に岩を包み込むこんな大木もあります。

どっこい、生きている！という感じですね。

さて本日の同行は、わが家にお泊りのTMさん＠兵庫。

彼女、某宿にて「山に登りたいなら、なかま母が訓練登山を

する頃だから同行できるのでは？」と勧められたとか！？

実は、来週ちょっと遠征をするための足慣らしに、雄阿寒に登りました。

しかし！なんでバレてるのぉ～

二週間もあいてしまいましたが、 昨日西別岳へ

お客さんを案内がてら行ってきました、なかま母です

今年も、いろいろなお花咲いていますよ(^_^)/

ヒオウギアヤメにヨツバシオガマ・・

ミヤマオダマキはちょうど見ごろという感じです。

チシマゼキショウの愛らしい花房が風に揺れ、クロバナハンショウヅルもひっそりと。

イソツツジやエゾツツジはこれからが見ごろになりそうです。

チシマザクラはすっかり花を終えて赤い実？になっていましたが、

変わらずいつもの場所で見守ってくれています。

帰途立ち寄ったリスケ山のピークでは、チシマフウロが咲き乱れており、

花園に座ってしばし思索のひとときを。

お花を見るにはぴったりの曇りで、その空を恨むことなく楽しんできました

昨日に続き、KSさん＠札幌のたっての希望により、

今日は雌阿寒岳へ行ってきました、なかま母です

山開き前で、当然雪渓を歩くつもりでアイゼンも用意したのですが、

全く必要ありませんでした。

野中温泉口からアカエゾマツ林を抜け、ハイマツの登山道をいくと・・

七～八合目付近はいつもの夏山でした(^^♪

頂上からは、火口の向こうに阿寒湖を挟んで雄阿寒岳が

ド～ンと見えています。

頂上から反対側には、阿寒富士を見下ろすような格好に。

オンネトーのエメラルドグリーンを眼下に、強風の中下りてきました。

根室から来たZMさんと、連日の山行に満面の笑みのKSさん。

残念ながら早すぎてお花には出合えませんでしたが、

代わりに変化に富んだこの山の魅力を存分に味わえた一日でした

うちから登山口まで1時間40分、上り2時間半、下り2時間ほどでした。

昨日山開きが行われた西別岳へ、晴天無風の今日行ってきました。

そしてせっかくなので摩周岳まで縦走してきた、なかま母です

今年は雪解けが早かったせいか、お花たちが次々と・・

チシマフウロやミヤマオダマキも咲きだしていて、びっくりです。

ユキワリソウが少し終わりかけ。

コメバツガザクラやミネズオウもありましたよ！

ごくらく平からのこの眺めも変わらず、

今年も長い冬を越してお互いの（？）健在ぶりを確かめ合ってきました(^^ゞ

西別岳から摩周岳に向かって、このダケカンバの美しい縦走路を進むことに。

今日はいちだんと美しく凪いだ「摩周ブルー」を堪能できました。

さてさて、今日の一行はいつもの女子たちに異色の大型新人！？

SSさん＠白糠も加わって、それは賑やかになりました。

帰路の西別岳頂上でも、余裕のこの笑顔。

天気にも恵まれた期待以上の楽しい山行となり、いいスタートが切れました

登山口までうちから45分。摩周岳頂上まで3時間半、トータル6時間50分かかりました。