北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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シカ肉レシピvol.11 串カツ

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

日々、様々に調理していますが、自分たちの忘備録も兼ねて

このブログに記していくことにします。

※レシピバックナンバーはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/recipe

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

 

  

●●シカ肉レシピvol.11 串カツ●●

串に刺すだけで、グレードアップしたような気がするのはなんででしょうね(笑)

とにかく、衣がサクッサクで、ヒレ肉が柔らか~い! 

肉の甘みと、玉ネギの甘みのコンビネーションがたまりません。

 

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ヒレは、シカ肉の中でも、とくに肉質が軟らかい!

 

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玉ネギと一緒に串に刺して、衣をつけて揚げるだけ~。

あ、衣を付ける前に塩コショウもしました。

 

 9:37 AM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.10 春巻き

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

日々、様々に調理していますが、自分たちの忘備録も兼ねて

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●●シカ肉レシピvol.10 春巻き●●

赤身の多いシカ肉は、油料理に合うと言われますが、まさしく!

春巻きも最高でした。

 

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レシピは、市販の春巻きの皮の袋に書いてあった通りに。春巻き10個分の分量です。

①フライパンでみじん切りにしたしょうが、にんにくを炒める。

②細切りにした肉(150g)、たけのこ(100g)、しいたけ(2枚)、長ネギまたは玉ネギ(50g)、他春雨など好みの材料を加えて軽く炒める。

③調味料(酒50㏄、スープ100㏄、砂糖大さじ1/2、醤油大さじ1と1/2、コショウ少々、中華だし少々、ゴマ油大さじ1)を加えてひと煮立ちさせる。

④弱火にして水でといた片栗粉で堅めにとろみをつける。よく冷ます。

⑤皮で巻いて、弱火でゆっくり揚げる。

 

 

 

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使ったのは、モモ肉のシンタマと呼ばれる部位。

 

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レシピではひき肉を使うって書いてあったけど、細切りにしました。

 

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皮にのせた具。

 

E

 

いやぁ。毎回言ってる(書いてる)けど、これも本当に美味しかった。

春巻きになると、正直シカ肉としての味はよくわかんないけど(言われないとわかんないと思う)、

肉を入れなきゃ美味しくないのは確かだから、その肉が自給できるってのは素晴らしい。

そう思うと、舌で味わうだけじゃない美味しさがこみあげてくる。

 

 

 

その他、モモ肉の細切りを使った調理例バージョン。

 

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八宝菜風。とろみのある料理に合うんだな~。

 

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チンジャオロースー風。

 

 2:19 PM|コメント (2)

シカ肉レシピvol.9 生ハム2013

 自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

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●●シカ肉レシピvol.9 生ハム2013●●

前回のVol.8(http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/596.html)の続きです。

 

…そんなわけで、前回の反省を踏まえつつ、今年も生ハム作りに挑戦しました。

改良点は、①熟成期間を短くしたこと。前回は外側が硬くて食べられなかったので、熟成期間を短くして乾燥をある程度のところで止めれば、食べられるのはないかと。その代わり、骨をはずして肉の塊を小さく。

②ちょうど他の燻製を作る機会があったので、一部だけ燻製にかけてみました。

 

 

 

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使用したのは2、3齢(たぶん)のメスの後肢。

 

E E

骨をはずして、塩をたっぷり刷り込む。コショウも。

(左右で肉の色が違うけど、同じときのものですー)

これをバッドにでも入れて冷蔵庫に。しばらくすると水分が出てくるので、捨てる。

その都度、塩も足す(刷り込む)。これを毎日繰り返すこと4、5日間。

 

水分が出なくなったら、乾燥(熟成)に入ります。

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昼間は、屋外で寒風にさらす。

 

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夜は、しばれないように室内へ。うちの場合は玄関に。

 

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だんだん、表面が硬く濃くなってくる。

 

乾燥途中で、2個だけ燻煙にかけてみた。

その後は引き続き、同じように。

 

 

で、乾燥を始めてから約1週間。

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美味しい生ハムの出来上がり~♪ 

 

前回は硬くて食べられなかった外側も、

多少の歯ごたえはあるものの問題なく食べられました!

燻煙の有無は、シカの香りがどれだけ残るか、ですね。

鹿肉を食べなれない人は燻煙かけた方が食べやすいだろうし、

鹿肉好きは、燻煙なしの方が香りを味わえる。

 

う~ん♪ シカの生ハム、やっぱいい~♪

他のハーブ類を使ってもいいかもしれない。

一度塩抜きして、乾燥(熟成)するやり方もあるみたい。

まだまだ広がりそうです!

 1:16 PM|コメント (3)

人気物件、サイロ

 

12時半頃、またハルニレの木でモモンガが芽を食べていました。

実は昨日も。なんで昼間に活動してるんだろー?

 

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宿の玄関を出たところで撮影。

写真の中央にいるんですけど、わかります?

左の大きな木がハルニレです。

 

E

 

ズーーーム!! 見えてきましたね。

中央の黒っぽい点がそれです!

 

E

 

さらにズーーーム! (私のコンデジではこれが限界…)

 

 

E

 

別の角度からも撮影してみました。

(それでも遠いけど。だって、ハルニレの木が高いんだもん…)

 

 

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そして、今日こそ確認しました!

ハルニレの木からサーッと滑空して、スルン、とここに入っていきました!

間違いなく、このサイロに巣を作っていますね。

 

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屋根と壁の隙間が出入り口になっているよう。

 

 

我が家のサイロ事情をまとめてみました。

1Fが物置、地下が室です。

地下には飯寿司が→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/445.html

 

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おまけ。

昨日の湿った雪で作った雪だるま。

今朝見たら、胴体がえぐられていた!

 

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ケンの奴め…!(怒)

 9:34 PM|コメント (0)

今のうちに紡いで紡いで

 

ちょっとご無沙汰していたなかま母ですが、

制作活動は着々と進んでおります。

 

ここ数日は、糸紡ぎに集中しているようです。

 

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 紡毛機でひたすら… 

 

E

すると、ふわふわの羊毛が…

 

E

白い毛糸に…!

 

紡いでいるのは、一昨年のシム(オス羊の名前)の毛です。

さて、この毛糸はこれから何になるかな?染めるのかな?

 

 

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数日前に完成した帽子。上のように紡いだ白い毛糸を

紫系のレインボーカラーに染め上げて、編んでいます。

 

 

 

そして、フェルト作品も少しずつ。

 

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注文を受けて作ったポシェットたち。

 

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ちゃんと中のポケットも。

 

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糸遊び模様のティーコゼー。

 

 

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薪ストーブの横に並んでいるのは、

これからキーケースになるフェルトたち。

 

「今のうちにたくさん在庫を作っておかないと!」となかま母。

北海道の短い登山シーズンを目一杯楽しむために、必死です(笑)

 

実のところ、一生懸命に紡いでいるのは、夏の自分の遊び時間…(笑) 

 

 11:58 PM|コメント (2)

ついにモモンガに出会う

 

うちの周りにモモンガが住み始めている!?

糞があったり、気配を感じたり、

今年の冬の初めから、その存在には気が付いてはいたものの、

どこに巣があるかもわからず、なかなか決定的瞬間に出会えずにいました。

過去のブログ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/68.html

 

しかーし!

本日の正午に!

サイロの前のクルミの木に佇んでいるのを発見!

 

 

E

 

夜行性なのに、なぜ昼間に出てきたのかは、不明…

モモンガのみぞ知る…

 

 

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クルミの木から、羊小屋前のカラマツへ移動。

フワ~ッと優雅にかっこよく滑空してました!

 

 

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その後は、我が家の敷地の真ん中にある大きなハルニレの木で食事。

 

 

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一生懸命に首を伸ばしては、芽をかじっています。

 

ひと通り餌を食べた後は、サイロの方角へ再び滑空。

サイロが巣になっているのかな?とも思うけど、

出入りする場面は未だ確認できず…

 

でもこのサイロ、毎年、春になったら

ウサギコウモリの群れが住むことになっていて、予約済みなんだけどなー。

 

もしかして、ダブルブッキングかなー。困ったな…

 

 1:58 PM|コメント (2)

シカ肉レシピvol.8 生ハム

 

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

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●●シカ肉レシピvol.8 生ハム●●

過去に一度、美味しい生ハムができたことがあります。

酒好きのなかま父が、肉の塊をナイフで削りながらの晩酌を夢見たのがきっかけです。

「シカ肉でハモン・セラーノを作るぞ!」と豪語(笑)。 

※ハモン・セラーノ:スペインで作られる伝統的な生ハム。 塩漬けにした豚肉を長期間気温の低い乾いた場所に吊るして乾燥させて作られる。

 

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サンドイッチに。そのまま酒の肴に。オードブルに。

後ろ足1本分あったので、あらゆるメニューで贅沢に食べました。

 

 

 

レシピ紹介というよりは、事例紹介ですね。

 

<材料>

後ろ足1本。11月下旬に捕れた4尖のオスでした。

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 <作り方>

① 皮を剥いだ肢1本に塩をたっぷりすり込む。
 
② ビニール袋へ入れて冷蔵庫へ。
 
③ 翌朝、出てきた水を投げて、一緒に流れた塩を補う意味で再度塩をすりこむ。
  念のため、都度新しいビニール袋に取り替えた。これを3日3晩繰り返す。
 
④ ある程度水が出なくなってきたら(滴らない程度)、昼間は風の通る屋外へ吊るす。
   夜はビニール袋に入れて冷蔵庫へ。とにかく氷点下にならないように場所を移動させる。
 
⑤ 約1ヵ月の熟成後、完成。ただし、20日後でも食べられそうだったとか(なかま父談)。
 
 
 
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こんな感じで昼間は小屋の中へ。
 
 
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12月下旬頃の表面。白いブツブツは塩です。表面はけっこう硬い。
 
 
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1ヵ月経って、切ってみたところ。
表面は硬くてしょっぱくて美味しくなかったので、食べながら削りとりました(ここに改良の余地あり)。
 
ちなみに、本場のハモン・セラーノは、短くて6カ月、長くて24カ月熟成させるのだとか。
まぁ、豚は赤身の外側の脂が厚いから、勝手が色々違うと思います。
 
 
 
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それでも、内側はしっとり!
適度な塩味で、シカ肉の香りも高くて、最高にうまい!!
 
「これ、生ハムじゃん…!!」 奇跡的な成功に歓喜。
 
 
 
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玄関にぶら下げて、毎朝削りながら朝食として食べました。
なんたる贅沢!
 
 
 
そして、実は今年も生ハムに挑戦…
続きは、次回のシカ肉レシピVol.9 にて。
 
 
 11:47 PM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.7 しぐれ煮

 

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

日々、様々に調理していますが、自分たちの忘備録も兼ねて

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●●シカ肉レシピvol.7 しぐれ煮●●

たしか、元のレシピは「ぼくは猟師になった」(リトルモア)に載っていたものだったような。

本にも書かれている通り、肉をしっかり味付けして煮るので、

血抜き処理が十分でない肉(たいていは罠にかかった肢)を美味しく食べるのにぴったりな料理です。

細かく刻むから、解体中に出ちゃう肉の端切れとか、も使えます。

 

とくかく、炊き立てのお米によく合います! おにぎりの具にも絶対合うと思う!

我が家の場合、たくさん作って冷凍保存も。

 

 

E

 

 

 

<作り方>

① 肉の部位は赤身ならどこでもOK。1~2㎝角に切って、一度茹でこぼす。

② 鍋に肉を入れて酒、みりん、醤油、砂糖を適量入れて、肉が浸るくらいに水を足す。

③ ショウガの千切りも入れて火にかけ、落し蓋をして5~6時間煮る。

 

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我が家の場合は、薪ストーブの上に放置。

 

 

ちなみに、水分のあるうち(最後の30分くらい)に

ゴボウの千切りや長ネギを加えて仕上げても美味しい。

 

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シカ肉とゴボウの相性は抜群なのです。

 

 

 

…そういえば、以前ゴボウ巻きも作ったっけ。

これもなかなか美味しかった。

モモ肉をある程度の大きさに薄切りにするのが難しかったけれど。

 

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 10:59 PM|コメント (0)

みんなで分かち合う1頭

 

先週のこと。

すぐ近所のUさんちで、シカが捕れたというので

解体のお手伝いに行ってきました。

 

Uさんちの奥さんのA子さんと一緒に、

皮を剥いで、内臓を出して。

 

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A子さん(右)がロース肉を取っているところ。

 

そのうち、町内の少し離れたとこに住むKさんも見学にやってきて、

3人でおしゃべりしながらの作業に♪

 

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ヒレをとるA子さんと、その手元を覗き込むKさん(左)。

 

シカ解体の経験があるA子さんに対して、Kさんはシカの解体を観るのは今回が初めて。

A子さん 「初めてなのに、見るの平気なの?」

Kさん 「だって、なんも、牛の出産の方がグロいっしょ~」

 

農家の奥さまたちはさすが逞しいのです!

毎日牛と一緒に暮らしてるんだから、シカぐらいじゃ動じません(笑) 

 

解体したお肉は、3人で分け合いました。

赤いソリに肉の塊を載せて、牛舎の間を歩いて帰るA子さんの後ろ姿にもまた、

逞しさを感じた私です。

 

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ちなみに、そのA子さんが歩いて行った先にタンチョウが~

 

 

 

後日聞いたところ、A子さんちは焼肉やシチューなどに、

Kさんちはステーキとシチューにしたそうです。

 

我が家は、その日の晩に焼肉でいただきました。 

 (もはやうちの定番メニューhttp://www.nakamano-ie.com/nakamablog/298.html

 

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除骨してスライスしたところ。

これで片方のバラ肉全部です(トモバラ除く)。

 

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おいしすぎる焼肉♪

 

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残ったお肉は翌日、丼ぶりにして♪

 

 

いつもはたいてい一人で解体してたけど、

こうやって皆でおしゃべりしながらやるのは、とっても楽しかった。

誰かと食べ物を分かち合うことの豊かさをしみじみ感じた日でした。

 

そしてもちろん、シカに感謝。獲物を捕ってくれたUさんにも感謝。

今日もまた、美味しくご飯をいただきました。 

 10:18 PM|コメント (2)

タヌキのお友達

E 

 

「サードハウス」と呼んでいる小屋があります。

(母屋、宿に続き、3番目の建物だから「サードハウス」)

元々はヘルパーさんのために建てたもので、今では父の部屋に。

 

入口には、タヌキの焼き物があります。

数年前に、宿に来た子どもたちが父にプレゼントしてくれたものだそうで、

今もこうして大切に飾ってあるのです。

 

もうすっかり馴染みの風景と化していて、

特に気に留めることもなくなっていたのですが、

つい2,3日前に、このタヌキに変化が…!

 

 

E

 

…!! なんと!糞をしている…!!?

(しかもモリモリ)

 

 

いったい何を食べたんだ…と思ったら、

 

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お腹の中からクルミが…!!

 

 

 

 

 

 

 

なーんて。

実はね、背中に穴が空いてるんです。

 

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エゾリスが、ここにもクルミを隠したのでしょう。

(そのうち食べに来るかもね!)

 

糞は、家の周りのあちこちに痕跡を残しているモモンガの仕業かな。

 

1人で寂しいかと思ったけど、

お友達たくさんいるみたいで良かったね、タヌキ(^^)/

 

 10:30 AM|コメント (0)
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