北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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晴れの日の羊毛洗い

 

 

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毎日毎日、よくもまぁ飽きずに、食べ続けられるなぁ。

でもまぁ、我が家におけるシムの役割は羊毛の提供と草刈りだもんね。

 

 

そのシムの毛を、

なかま母が数日前の晴れた日に洗ってました。

先月末に刈った分です。

毛刈りの様子はココ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/961.html

 

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このために、宿の裏に以前使ってた二層式の洗濯機がおいてあります。

 

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石けん水で洗って、脱水にけます。

羊毛の脂が落ちすぎないように洗うのがポイントだそーです。

 

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洗う前の毛(左)と、洗った毛(右)。

この後は、カードにかけます(ゴミを取り除きながら、繊維を整える作業。これがけっこう大変)。

そして、紡いで毛糸に。

 

 

 

そうやって紡いだ毛で作るのが、これ。

ここ最近の新作で、ミニチュアシリーズです。

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こんなに、ちっちゃ!

靴下の糸だけは羊毛じゃないですけどね。

 

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これは一番最近にできたばかりのもの。

ポシェットが新しい。

 

ミニチュアシリーズは、7月に川湯温泉駅前で開催される「にっこり市」に出品する予定だそうです。

にっこり市の詳細は、後日UPします~!

 

 2:54 PM|コメント (0)

聞き書き 「山菜にまつわる話(師匠)」

 

飯島一雄さん。御年84歳。

五十石で生きてきた人。

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なかま父の林業の師であり、私にとってはこの土地の全てを教えてくれる人。

私たち家族は、敬愛を込めて「師匠」と呼んでいます。

 

林業を生業としてきたので、このあたりの山のことを知り尽くしている。

植物のこと、動物のこと、天候のこと。

山にまつわるぜ~んぶを、経験を元に教えてくれます。

マジで、師匠の天気予報は(特に山の天気は)、テレビやラジオより当たる。

 

そんな豊富な知識の中でも、特に師匠が得意とする分野は昆虫です。

山に入って仕事をする傍らで、昆虫を採取しては標本にして、

同定、分類し、報告書や論文として発表するというのがライフワーク。

昆虫研究者としての顔も持っているという、スーパーじいちゃんなのです。

釧路湿原に生息する昆虫研究では右に出る人はいません。

特にトンボやチョウ、ガを得意としていて、

イイジマルリボシヤンマやイイジマキリガ、シベチャキリガなど、

新発見した種はいくつも。

 

ちなみに、釧路市立博物館には膨大な数の標本が所蔵されています。

標茶町郷土館にある標本も、師匠によるもの。

※釧路市立博物館→http://www.city.kushiro.lg.jp/museum/jyousetsu/1f/0006.html

※標茶郷土館→http://www.nakamano-ie.com/yadoblog/934.html?post_type=yadoblog

 

 

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師匠の研究部屋。暇さえあればここに座って、

ここ数年は集大成となるはずの最終コレクションを仕上げている。

道東産の全ての昆虫の戸籍を作ってるんだそう。

後ろの黒い引出しには、まだ未分類の標本がびっしり。

 

***

 

そいで、今日の午後、

師匠んちで用事ついでにお茶してたときのお話。

 

最近、私の中でブームのイラクサについて話をしたら…

イラクサへの私の思いはココ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/1055.html

 

『戦時中はな、イラクサを刈って出荷してたんだぞ』

なぬっ!? イラクサにまつわる新情報!  

 

『戦争中は、繊維が足りなかったろ? それでイラクサも繊維にしたんだろうな、政府から要請があってな、無償で出してたぞ。じいが青年の頃だったから、昭和初期だな。刈って、束にしてな』

でも師匠自身は、イラクサの繊維を利用したことはないらしい。

もっぱら、食卓に上がっていたんだそうだ。

 

『昔はよく食べてたぞ。あれはお浸しか胡麻和えだな。一か所でたくさん摘めるし、時間がなくて忙しいときには楽でいいんだ。店で買うより、家の近くのものを有効に利用してな。タンポポもお浸しでよく食べてたぞ。ニリンソウとかな。クレソンは昔はあまり自生してなかったと思うな』

 

そのうち、やっぱり話は昆虫の方向に。 

『イラクサはな、優良な草なんだぞ。クジャクチョウやコヒオドシはな、イラクサに卵を産むんだ。幼虫はイラクサの葉っぱしか食わないんだから。そういう昆虫が、ガにも何種類かいるんだぞ』

 

ここで何かを思い出した師匠。

『…そういえば、前に新聞の連載で、イラクサについて記事を書いたことがあったぞ。ちょっとまてよ…(ゴソゴソ)』

 

で、師匠が出してきた記事がこれだった。

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北海道新聞の切り抜き。日付は…昭和59年!? 28年も前じゃん!

師匠の素晴らしい記憶力に驚いた。

今まで数えきれない数の文章を寄稿しているだろうに、

ストックの中から迷わずにこの記事を出してきたんだから。

 

記事では、確かにイラクサについて触れていた。

「~イラクサはクジャクチョウ、コヒオドシ、アカタテハ、アカマダラなどの幼虫の重要な食草でもある。春らんまん…。五月ごろ、イラクサ葉上に黒ぐろとうごめいている毛虫がそれである。~」

 

そうそう、山菜つながりで、こんな話もしてくれた。

『小遣い稼ぎに、釧路へ出てヤマブドウも売ってたぞ。カゴいっぱいに採って、背負って汽車に乗ってな。茅沼駅まで歩いてな。釧路駅前の青空市場で、これが売れるんだわ。空になったカゴを背負って、帰りに本屋に行くのが楽しみだったな。ヤマブドウを売ったお金で参考書を買うんだ。農業とか林業、昆虫のさ。本屋の後は博物館にも行ってな。館長と話をして帰るんだ。博物館にある昆虫の標本見て、俺のコレクションの方がすごいと思ったよ(笑)

それにしても、じいも青年だったから、カゴにヤマブドウ背負って汽車に乗るのが、恥ずかしくてなぁ。若い女性だっているのに、あれは恥ずかしかったなぁ(笑)』

 

若い頃は、臭いを気にしてギョウジャニンニクも食べなかったんだそうだ。

「今はもう、バリバリ(食べる)よ」と言って笑ってた。

なぁんだ。ギョウジャニンニクに対して思うところは昔も今も一緒なのね(笑)

 

 

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拡大鏡を覗きながら、ちらしの裏に書いたメモを読む師匠。

『こないだ去年の記録をここに書いといたんだ。去年はな、ワラビは6月10日すぎに採ってるぞ。コゴミは5月22日だな。でも今年は寒いから、まだかもわかんないな』

 

 

来年も再来年も、こうやってお茶すすりながら、

「今年は遅いんでないかい」「いやいや、去年は●月●日でしたよ」なんて

師匠と山菜談義に花を咲かせていたいな。

 11:55 PM|コメント (4)

実はすごいぞ!イラクサ!

 

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イラクサ。

素手で触ると、皮膚がチクチク痛くなるので、

カユグサとかカイグサとも呼ばれるそーです。

 

廃屋の周りとか、畑の隅の堆肥の山とかでよく群生してます。

しかも、けっこう背が高くなるので、

ただ歩いてても、うっかり腕や足が触れちゃってチクチク。

とてもやっかいな草です。

 

生命力が強くてどこにでも自生してるから、いわゆるザ・雑草なのですが、

実は実は、山菜としての一面もあるんですよー。

 

山菜図鑑にもばっちり載ってます。

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若芽を摘んで(今が旬!)、茹でたり揚げたり、汁物の具にしたり。

チクチクしてた葉は、火を通すと全く気にならなくなるから不思議。

少しヌメリがあって、ちょっとざらざらしてて、独特の食感と舌触り。

 

味は、クセがなくてとっても食べやすいので、

我が家ではこの時期になると高頻度で食卓に登場します。

 

茹でるだけの、『お浸し』

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すりごまと砂糖、しょうゆと和えて、『ごま和え』

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生のまま揚げて『天ぷら』

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茹でて調理した方が、食感を楽しめておすすめです。

やっぱ天ぷらは、タラの芽とかヨモギとかクセのある山菜の方がいいので、

イラクサを味わうには適さないかな~。

 

 

ちなみに、茹でて調理することが多いから、

1回の食事でこれくらいたくさん摘みます。 

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これだけ採っても、まだまだたくさん生えてる^^;

群生してるので、一箇所にしゃがんで、両手の届く範囲だけで事足りちゃいます。

もちろん、採取時には手袋必須!

 

 

イラクサについて特筆すべきことはまだあります!(むしろ、ここからが本題!)

なんとなんと、その繊維も使えるんです。

アイヌ民族が生活道具として利用していたそうです。

 

これ! イラクサの繊維をよって作られた糸。強度は十分。

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敷物。ちょっとわかりにくいけど、縦糸がイラクサでした。

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最初、話に聞いたときは、

「えっ! いったいどうやって糸に??」と驚いたのと同時に大興奮…!

家の周りにある植物(しかも雑草レベル)が

便利な生活道具になるなんて、スバラシイ!!

 

イラクサ糸の作り方を教えてくれたのは、

塘路駅前にある工房サルンパの諏訪さん。

 

①秋に立ち枯れたイラクサを刈る。

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②茎の外側にある繊維だけを取り出して裂く。

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③指でしごいて細くしながらよる。人差し指と親指で、ひたすら地道による。

 

以上。

こうして説明すると簡単なんだけど、すごーく根気のいる作業でした。特に③が。

諏訪さんいわく、

「毎晩、テレビ観ながらよるんだわ。ほら、指の指紋はすっかり無くなったよ(笑)」。 

 

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このひと巻きに、いったいどれだけの手間暇が費やされていることか…!

糸の太さが均等なのは、さすが熟練の技です。

 

しかし、根性の足りない私は、食べるばっかりで

まだイラクサの糸を道具として活かせていません…(^^;) 

 

 9:37 PM|コメント (9)

さらなるパラダイスへ!

 

ギョウジャニンニク採りが好きすぎる母。

とは言っても、たくさん採るということではない。じっくり眺めて吟味するのが好きなんである。

連休中は、毎日通っていた。日に2度入った日もあったっけ(呆)

ゆっくり時間をかけて、食べる分だけを採ってくる。

 

そんな母が、つい先日、奥地にさらなる群生地を発見した。

もう何十年も人が入っていなかったのか、極太のものばかり!

「お願いだから、もし老後に歩けなくなっても、年に一度はここへ連れてきて」と大興奮。

そのうち、「散骨もここで」とか言い出すんじゃないだろーかw

 

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そんなパラダイスにて。

めっちゃ笑顔の、ヤマニイル夫人w(←参照http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/1013.html

写真じゃよくわからないけど、座っている母の周囲にはギョウジャニンニクがいっぱい! 

 

 

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今日の収穫物。

家に帰ってからこうやって広げて、ニンマリする時間もたまらない。(ヘンタイだ…笑)

 

 

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早速、今日の夕飯はパスタにしました!

ベーコンと塩コショウでシンプルに。

この余韻が、口と鼻の奥の方に今も残っているけど、

本っ当においしかったぁ~幸せ過ぎる。

 

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数日前には天ぷらも。

この日は、出始めのイラクサと、終わりかけのフキノトウも一緒に。

 

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もちろん、定番のコレもやりました。

これでもかっ!てくらい、たらふく食べた!

 

 

さて。今年もたっぷり味わったギョウジャニンニクだけど、今日でもう終わりにしました。

次々と春の山菜が控えているし、そろそろハウス野菜の準備も進めなきゃ。

 

そうそう、2,3日前からシイタケが出始めました。

ブリッブリの肉厚で、香り高くて、美味しいんです、これもまた!

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 9:56 PM|コメント (4)

ギョウジャニンニク☆パラダイス

 

どうして山菜採りって、こんなに夢中になっちゃうんだろう。

特にギョウジャニンニクは、シーズン初めということもあって、楽しすぎる。

フキノトウはどこにでも生えてるし、簡単に見つけられちゃうから、

「採る」楽しさという点では、やっぱ勝てないもんなぁ。

 

私の経験によると、ギョウジャニンニクは、水際に生えているものより、

ササと一緒に生えているものの方が、太くて長い。

でもササと一緒にってことは、なかなか見つけにくい。

ちゃんと「ギョウジャニンニク目」にならないと視界に入ってこない。

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ほら。一見、ササだけだけど…(写真左)、除けてみると、いたー!(写真右)

この瞬間、アドレナリン、出るー!(笑)

 

 

もちろん今日も、採りに行ってきた。

同じくこの興奮を分かち合える母と一緒に。

 

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約1時間ほどの成果。帰ってきてから、比べ合いっこ。

左が私で、右が母。量は私が多いけど、質は母かな。

「やるな、母上…」

「ふっ。年季が違うってことよ」

 

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一級品! 美しい~。

 

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葉が開いてなくて短いのは、今夜の天ぷら用に。

 

 

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ちなみに、私のギョウジャニンニクへの情熱を表しているのが、このバッグ。

岩内町の村本テントhttp://www.muramoto-tent.com/にお願いして、

ギョウジャニンニクサイズでオーダーしたものなのです。すごいでしょ!

 

めちゃ丈夫なテント生地。山の中で目立つ黄色。底には水や虫抜き用の穴。

腰で安定する太いベルト。ハサミ用の内ポケット。採ったものが落ちないように、紐通し穴付き。

どこをとっても、完璧すぎるバッグなのです。

 

 

 

最後に一枚。 

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この木、まるでおしゃれな椅子みたい!

ということで、題名、エマニエル夫人ならぬ『ヤマニイル夫人』w

 

 3:56 PM|コメント (2)

今年のフェルト制作も終盤

 

久々の、イボン・マラヤの作品紹介です。

山菜採りやハウス仕事(←母の担当)をしつつも、せっせと作ってまーす。

 

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母屋のひと部屋が、工房です。

狭い部屋なので、いつも材料で溢れてる…。

 

 

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ポットマットの色を変えてこんなにたくさん~! 右写真は制作の様子。

これらは、標茶の町営牧場内にある観光スポット、多和平(たわだいら)の売店用の商品です。

牧場には、顔の黒いサフォーク種の羊がいるから、この柄なのです。

 

他には、色をおさえたこんなシリーズも。

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コースター

 

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ポットマット

 

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ヘアゴム、ミニポーチ、がま口ケース

 

5月に入ったらハウスも本格的に手を入れなきゃならないし(夏の楽しみ)、

6月からは山登りも始まるんだろうし(山狂いの母)、

フェルト制作期間はそろそろ終わりかな??

 10:50 PM|コメント (4)

シラカバ樹液の悲劇

 

言い出したのは、私でした。

「シラカバから樹液が簡単に採れるんだよー」とあちこちで聞いていたので、

自分でもやってみたい!と。

 

幸いにも、うちにはシラカバが数十本生えています。

20数年前になかま父が植えたもので、なかなか立派な幹に育ってきました。

 

で、見よう見まねでやってみたわけです。

ドリルでちょこっと穴を開けて、管を通して。

 

勇んで3月下旬に設置したら時期が早すぎちゃって、

待てど暮らせど、樹液なぞ一滴も出ず。

 

でも、4月の10日すぎ。

ちゃぁんと樹液が出てきました!

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やったー! 

水のような透明の樹液がみるみるうちに溜まりました。

 

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仕掛けを設置したのは2箇所。

どちらも2,3日でそれぞれ約2リットルの量に♪

 

 

さて、採れた樹液をどうしよう?

そのまま飲むとわずか~に甘い。

 

これでお茶を淹れるとか、パンの生地に混ぜ込むとか、

はたまた、しゃぶしゃぶがいいとか、色々話は聞いていたけれど、

どれもいまいちピンと来ない。

だって、せっかくなら、水の代わりじゃなくて、樹液ならではの味を楽しみたいじゃない。

 

家族3人であーだこーだ協議した結果、

「甘みが少ないから難しいって聞いてたけど、やっぱり、煮詰めてシロップにしてみよう!」ということに。

まずは凝縮して味わってみることにしたわけです。

 

で、約4リットルの樹液を鍋に入れて、薪ストーブの上に載せて。

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「いったいどんなになるんだろう?」とワクワクワク♪

ストーブの横を通るたび気になって、蓋を開けること幾度。

 

そのうち甘い香りが漂い、期待は増幅。

スプーンですくって味見をしてみると、はっきりとした甘さに!

「こ、これは、もしかして、予想以上にイケるんじゃ…?」

 

 

しかし、悲劇はこの後に起こってしまいました。

 

半日以上煮詰めて、残り約400mlになったところまでは確認していたのに、

夕食を食べ終わった頃に、みんなでその存在を忘れちゃって、、、

 

そして、この日に限って家族仲良く茅沼温泉まででかけちゃって、、、

 

 

約1時間後、、、

 

温泉から帰ってきたら、、、

 

 

 

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<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

憧れのシラカバ樹液は、焦げカスとなって消えました。。。

 

 

 

まぁ鍋が焦げただけで済んで良かったけどさ。。。(T_T)

 11:43 PM|コメント (2)

春の恒例行事、羊の毛刈り~♪

今年も、羊たちの毛刈りをしました。

我が家の春の行事です。

 

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まず1頭目。オスのシム。

なかなか、ご立派な腹回り。

 

 

毛刈りをしてくれるのは、白糠町の羊まるごと研究所の酒井さん。 

大きな声でたくさんしゃべってたくさん笑う、ゆかいな羊飼い。毎年来てもらっています。

羊まるごと研究所(通称、ひま研) http://himakenn.fc2web.com/ 

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羊飼いの手にあっては、シムの大きな体もこの通り。

大人しくおっちゃんこ(※)してます。ちょっとマヌケなポーズでしょ(笑)

「この軸を中心にして、前後、左右に動かすと羊は安定しまーす」と酒井さんが説明してくれてます。

※おっちゃんこ:北海道弁で「座る」の幼児語

 

 

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胸のあたりから刈りはじめて、お腹→首→背中→お尻へと順に刈っていきます。

1頭につきたった数分。さすがの職人技。あっという間です。

 

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近所のOさん親子も見学に来ました。

ムネ君、毛刈りに初挑戦!

  

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完了~!

スッポリ剥けて、シムが小さくなりました(笑)

 

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1頭分の羊毛が、こんな感じできれ~いに一枚に 。

酒井さんが手にしている左上が頭の方で、右下がお尻の方。

これはこの後、なかま母が洗って、ゴミとって、カードがけして。

毛糸やフェルト小物になります。

(がんばれ、なかま母。去年の分もまだ終わってないゾ)

 

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2頭目のチャコ(シムの母羊)の、ビフォー&アフター。

シムに比べて体が小さく、骨ばってるのはかなりの高齢だから。 

 

 

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刈りたての羊毛は、ふわふわ柔らかい。

羊の脂でしっとりしてて、羊の匂いがします。

 

今年も1年分の羊毛、ありがとう。

また来年まで、たくさん草食べて、温かい毛をよろしくねー!

 9:36 PM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.13 網脂の包み焼き

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

日々、色々と調理していますが、忘備録も兼ねてこのブログに記していくことにします。

※レシピバックナンバーはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/recipe

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

  

●●シカ肉レシピvol.13 網脂の包み焼き●●

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網脂(あみあぶら)。

食べたこともなけりゃ、どんな料理に使われるのか見当もつかなかったんだけど、

どうやらけっこう手軽に調理できるらしい。。。との噂。

それなら、やってみよー!と思って、解体する時に取り出し、冷凍してありました。

 

網脂は、内臓を包む網状の脂のことで、

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広げるとこれくらい。きれいな網目なんです。

 

色々検索してみると、網脂を料理に使うメリットとしては、

・淡泊な素材に脂(コク、深み)を補強する

・材料を「包む」ことができる

の2点にあるらしい。

 

というわけで、

まずはオーソドックスに挽き肉で作ったタネを包んで焼いてみることに。

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網脂の下処理。酢を入れた水にしばらくさらします。

脂が引き締まった気がする。

 

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タネは、ひき肉(もちろんシカ肉)、炒めた玉ネギ、おから(たまたまあったので)、塩コショウ、ナツメグ。

網脂を適当に切って包みました。これをグリルでじっくり中まで火を通します。

 

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味は…おからを入れたことにより、ただでさえ淡泊なシカひき肉のタネが、

より淡泊になって(パサついちゃって)ちょっと失敗。網脂以前の問題だわ。

 

肝心の網脂は、脂っぽさは全然気にならない。

ソーセージの薄い皮みたいのが口に残る程度の存在感。

…ふ~ん。

これはちょっと面白い素材かもしれない。

だってこのタネ、卵を入れていないってのがポイントで、それは網脂のおかげ。

中身を変えて、色々包んでみようっと♪

 3:09 PM|コメント (2)

物々交換~卵がチーズとニワトリになった

 

この度の物々交換をまとめてみようっと。

 

まず、うちの『横斑プリマスロックの卵13個』と

『アローカナ2羽』と『ボリスブラウン2羽』をWさんと交換。

 

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横斑プリマスロックがほしいWさんはこれをウコッケイに抱かせるんだそう。

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Wさんちで孵ったアローカナ(右の白い2羽)。茶色はボリスブラウン。

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『アローカナ1羽』と『ボリスブラン1羽』を一緒につぶした素ちゃんが

持ってきてくれたのは、『手づくりチーズ』。

同時にここで、『ボリスブラウン1羽』は、我が家の食材に。

その日の様子→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/866.html

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ストリングとゴーダ!

酪農家である素ちゃん手づくりのチーズ、これがまた、美味し~んだ!

  

で、残された『アローカナ1羽』は、なかま父のフルート教室の先生のお宅へ。

T先生のご主人が、ニワトリを飼うのが趣味なのだとか。

なんと、「鶏々交換!?」と題して、先生もブログに紹介してくれていました。

http://ameblo.jp/sawako-flute-school/entry-11506081082.html

先生! 間違いなく、日本広しと言えども、

フルート教室を通じて鶏の交換を行なっているのは、先生と父だけでしょう!(笑)

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そして、T先生の家からやって来たのがコレ。

チャボの雑種だそうです。オナガとかゴイシが混ざってそうな、きれいな羽!

とっても気に入りました。チャボは温和で扱いやすいし、羽のバリエーションがきれいだし、

抱卵するし、どこかでメスも手に入れて増やせたらいいな~♪

 

ニワトリに限らず、動物好きたちの間では、こうした小動物交換は

日常的に行われていて、私もこれがけっこう楽しくて好きです。

まさに、リアルなポケモン?(笑)

 

 8:54 PM|, コメント (0)
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