北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「暮らし」一覧

味噌だるま

 

先週のことになりますが、毎年恒例の味噌作りをしました。

今年は、スペシャルゲストとしてジュンペイ(小6)も一緒に。

ちょうど前日から我が家に遊びに来ていたのです。

 

 

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二人で仲良く、麹ほぐし。

大豆と麹は美幌産です。美幌にあるこうじ屋さんから仕入れています。

 

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つぶした大豆を加えて、こねこねこね…。

…ん? バッドの縁に何かある… 

 

『おでん byジュンペイ』

 

 

 

ひと通りこねたら、味噌玉づくり~。

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うふ。かわいい味噌だるまたち。

 

 

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最後は、自他ともに認める野球少年が張り切って投球。

が、しかし、興奮しすぎて床にボールの連発(笑)

「ちょっとピッチャー、ストライク頼むよ~!」 「落ちた味噌は踏むな~!床が汚れる~!」

などと各々叫びながら、わいのわいの♪ 楽しいひとときでした(○^_^○)♪ 

 

さぁ半年後、美味しくできるかな!?

 

 10:32 PM|コメント (0)

森のダイヤモンド、ゲット!

知る人ぞ知る、カバノアナタケ。

シラカバやダケカンバの幹などに寄生するキノコの一種です。

 

これをお茶にして飲用すると、ガン予防などの効用があると言われています。

古くからロシアでも重宝されていたり、道内でもアイヌの人たちが愛飲していたとか。

直接治癒するってんじゃなくて、

日常に飲用することで基礎体力・抵抗力をつけるってことだと思います。

 

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ただ、なかなか手に入らない代物らしく、

「幻のキノコ」とか「森のダイヤモンド」「黒いダイヤモンド」などと呼ばれていたりします。

たしかに、時々、道の駅の隅っこで目にすることがあるけど、けっこういい値段で売られてるもんな…。

 

とにかく、そこら辺の山を探して簡単に見つかるものではないんだとか。

一説によると、「ロシアでの発見率は1.5~0.1未満」

「2万本に1本の確率」 などと言われているそうです。

 

 

 

 

が!! しかし!

 

ありましたがな~! 裏山に!

発見者は父。犬と散歩中に発見。

 

翌日、3人で散歩がてら採りに行きました。

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途中のミズナラの木。

 

 

これこれ。

これがカバノアナタケです。

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焦げたような黒い塊。

(知らなかったら、絶対こんなの見過ごすよね…)

 

 

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表面がひび割れみたいになってて、ゴツゴツとした感触。

硬いです。

 

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ノミで採りました。

数十mの樹上に生えることもあるそうだけど、

これは手の届く高さにあったから楽々♪

 

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実は、この時2個も見つけまして(●^v^●)こんなに採れました。

(カバノアナタケ希少説、本当なのかな?)

 

 

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 ストーブの横で乾かして…

 

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細かく砕いて煮だします。

 

これがね、意外にもけっこう美味しいお茶なんです。

クセがなくて飲みやすい!

効用うんぬんなしにしても、単純に美味しい。

 

しかも、少量でかなりお茶が出る!何度も淹れても出る!

これでしばらーくは、美味しくかつ健康的なお茶を楽しめそう♪

 11:43 AM|コメント (2)

バブーシュ

 

少し前のことになりますが、

ルームシューズに続きhttp://www.nakamano-ie.com/nakamablog/267.html)、

バブーシュも作りました! 

 

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その製作過程を記してみます。

フェルトのものって、こうやって出来てるんだ~!って、ある程度わかるはず。

  

以下、長いので、興味のある方だけどうぞ~。

 

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材料(羊毛)を片足70gずつ量ります。

外(グレー)と中(ブルー)で色を変えるデザインにしたので、

それぞれ17,5g×4つずつ。グレー×2、ブルー×2が片足分です。

 

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大きなバッドに楕円形の型と、その上にビニールを載せます。

 

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17.5g分ずつ、羊毛を型の上に載せます。

少しずつ千切って、繊維が縦と横、互い違いに重なるように。

全体が均等になるように。

 

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お湯をかけます。シャワーにした方が、万遍なく濡れます。

 

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ビニールの下に敷いてあった型を取り出して、上に。

 

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型からはみ出た分を内側に折り込んで。

側面だけ薄くならないように、折りこむ部分はある程度必要なのです。

 

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17.5gのグレー羊毛をまた載せます。

 

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お湯をかけて、もう一枚のビニールを載せます(この後、ひっくり返すため)。

 

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ひっくり返して、周りを折りこんで。

 

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ちなみに、この時点での質感はこんな感じ。

ただ羊毛が濡れてるだけ。雑に扱うとずれちゃいます。

 

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今度は内側の色です。

同じようにブルー17.5gを載せます。

 

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ここは同じ作業の繰り返し。

濡らして、ひっくり返して、折りこんで。

  

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羊毛をすべて型に巻き付けたら、

石けんをつけながら(滑りやすくするため)擦っていきます。

最初は、羊毛がずれないようにそっと優しく。

みるみるうちに繊維が絡まってフェルト化していくので、

徐々に力を加えていきます。

 

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表面がフェルト化してきました。

 

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ここまできたら、手に持っても大丈夫。

 

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ちなみに、この時点で大きさは41㎝。

 

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ハサミで切って、型を取り出して、裏返します。

グレーの側も擦ります。

 

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ここからは、手で擦るのではなく、ローリングと呼ばれる方法で、

グイグイ力を入れていきます。一気にフェルト化させます。

 

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バブーシュを縦や横、斜めなどあらゆる方向からゴロゴロ。

あらゆる方向から力を加えることで、羊毛の繊維を絡めて、フェルト化させています。

根気と力が要る作業です。

 

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フェルト化が進んで縮んできました。33㎝。

 

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木型をはめてみて、形を調整して、

縮みが足りない方向を集中的にローリングします。

かかとも折りこんで。

 

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サイズ調整が終わりました。

洗って石けんを落として、脱水にかけて乾燥させます。

 

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木型にはめたままアイロンをあてて、形を整えます。

大きめの木型を入れているけど、サイズは25㎝の仕上がりです。

 

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次は、底に張り付ける革です。

バブーシュの大きさに合わせて切って、針を通す穴を開けます。

 

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しっかり縫い付けたらOK!

 

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最後にニードルフェルトで飾りをあしらって。

このバブーシュは、パン屋さんの知人へのプレゼントだったので小麦にしました(^^)

 

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これで、完成です!

 

朝9時くらいから作業を始めて、

乾かす時間も入れながら、一日がかりの作業でした。

でも、一日あれば、こんな素敵なバブーシュが出来上がります♪

 

 

・・・いやしかし、ほんとに長くなっちゃった(^^;)

 11:36 AM|コメント (0)

マーマレードとピール

 

毎年、この時期になると取り寄せているのが

水俣の甘夏みかん。減農薬栽培のものです。

 

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段ボール箱いっぱい届いたそれは、

なかま母の手によって『マーマレード』と『ピール』になります。

マーマレードは朝食のジャムに。

ピールはドライフルーツケーキに入れたり、そのままおやつにしたり。

 

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ひたすら、皮を剥いて剥いて…

 

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刻んで刻んで…

 

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中身は絞ってジュースにして加えて、その残りは羊の餌に。

喜んで食べるんだ、これが。

 

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薪ストーブの上でグツグツグツ…

種からはペクチンを取り出します。

 

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お砂糖も加えて、い~い色に♪

 

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こうして、マーマレードの出来上がりィ~!!

 

 

それから、オレンジピール。

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表面だけ薄く剥いた皮を一晩、水に浸して、グツグツグツ…

 

 

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お砂糖をまぶして、薪ストーブの横で数日、乾燥~♪

なかま父の大好物です。なかま母が登山するときのおやつとしても重宝。

 

 

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 たいてい毎年、2箱分のみかんを

こうしてマーマレードやピールに加工して、ストック。

1年かけて少しずついただきます。

 10:28 PM|コメント (2)

闇の中からフクロウが近づいてくる…

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冬の夜。

早めに済ませた夕食後は、

母屋で薪ストーブを囲んで、各々読書や手仕事に勤しみます。

 

聞こえてくるのは、パチパチと薪が燃える音。

国道を走る車のエンジン音。

野生動物などに向かって吠える犬の声。

 

それから、時々だけど、

山の方から「ホー…、ホー…」という声が聞こえてくることがあります。

闇の中に響くやわらかい声。フクロウです。

音量からしても、そう遠くないところにいるようです。

 

父 「こないだ、方角だけでも確かめようと思って勝手口を出てそーっと近付いてみたんだけど、

  やっぱりダメだな。途中で鳴き止んじゃった」

娘 「そりゃそうだべさ。こっちの行動は丸見えでしょ」

 

それでも、「一度くらい見てみたい」と、夜な夜なフクロウに思いを寄せる父。

 

 

 

ある日のこと。

母と娘は宿で用事を足していたので、父は1人で母屋にいました。

 

夜9時頃、母屋の裏から、またフクロウの声が聞こえてきます。

 

「ホー…、ホー…、ホー… ホー…、ホー…、ホー…」

いつもより、力強い声です。

 

「これは、すぐ近くにいるに違いないっ! 今夜こそ、見えるかもしれないっ!」

一気に胸が高ぶった父は、はやる気持ちを抑えつつ、勝手口から外へ。

 

声のする方へ忍び足で向かったら…

 

 

そこには…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

母 「イヤ、アハハハハ…ウハハハ…」

 

闇夜から出てきたのは、嬉しそうに笑う母だった…

「いや~上手く鳴きまねできたわ~アハハハハ~」

 

 

あぁ、気の毒なお父さん。

以上、昨夜の我が家でした。娘、記。

 

 

 4:51 PM|コメント (3)

日本酒のためならば

 

「気が向いたときにやる」のが信条のなかま工務店…と、

少し前のブログ(http://www.nakamano-ie.com/yadoblog/522.html)に書きましたが…

 

自分の物を作るとなったら、発案から完成までが早いこと、早いこと!

(宿の改装の時はなかなか腰を上げなかったのに・笑)

あまりの素早さにびっくり!

 

気が付いたら、母屋の壁にこんな棚が取り付けられていました。

 

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酒器専用の飾り棚ですって! 日本酒命!な、なかま父の必須アイテムたち

アクリル板(←これ高いのに!笑)の蓋付き。

 

 

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取っ手はシカ角。

 

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こんな蝶番まで。

 

・・・何これ、かっこいいじゃない!!(ずるい!)

 

 

 

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お気に入りがずらり。

今晩から早速、「今っ日は♪  どっれにしよっかな~♪」てな感じで、

鼻歌歌いながら選んでましたよ(呆)。

 

薪ストーブの横で本を読みながら、

ワカサギの燻製(http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/555.html)や、

シカの生ハム(後日UPします♪)を肴に、

一杯(も二杯も三杯も)やるのが、冬の楽しみなんだそーです。

 

 

 

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ちなみに、なかま父のベストとっくりはこれ。

沖縄で買ったとかいう、真四角のかたちの。

なかま母が作ったティーコゼーならぬ酒コゼー(?)がポイント高し。

 11:02 PM|コメント (3)

ワカサギ釣り

 

林業の仕事がひと段落して、なかま父のワカサギ釣りシーズンが始まっています。

今のところ週3ほどのペース。太陽が元気に顔を出していそうな日には、

朝食を食べ終わるやいなや、いそいそと出かけて行きます。

 

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釣り場はここ。車で30分の達古武沼です。

(湖ではなく沼なんです。水深によって分けられるんですって)

 

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広ーい湖面(厳密には沼面ですが)で、どこに穴を掘るかが鍵。

たまに釣れない時もある…。(ま、ここ無料だしね)

 

そういや昔、ここで雪かきしてスケートしたこともあります。

とっても解放感に溢れる天然スケートリンクです。贅沢。

 

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釣れたワカサギはその日の夜のおかずに~♪

 

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たまに、ワカサギじゃないのが釣れることも(笑)

 

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なかま父の釣り仲間のH田さん。御年80ウン歳。大の釣り好き。

「年とると、魚逃がす方がうまくなるんだわ~」と、ワハハと笑います。

手づくりの竿がいい味出してる♪

 

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真剣勝負中のなかま父。一瞬のアタリも見逃すまいと前傾姿勢。

夕飯頼むよ、とーちゃん!

 

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フライや天ぷらに♪

 

 

 

 

とは言っても、さすがに毎晩だと飽きるので、

先週は燻製にチャレンジ。

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ソミュール液に浸けて、

 

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乾かして、燻煙かけて、

 

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できあがり!

ちょっとしょっぱかったけど、味濃いめでおつまみにGOOD!

 

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達古武沼で時々一緒に釣れるアメマスもついでに燻製に。

ワカサギと比べるとデカい! (しかし、ワカサギ用の釣り針でよくこんなの釣れるなぁ)

 

 3:48 PM|コメント (0)

飯寿司(いずし)

 

北海道の冬の郷土料理である「飯寿司(いずし)」。

スーパーでは惣菜としても並びます。

かつては、北海道での冬の生活における貴重な保存食だったそうで、

ごちそう、という位置づけでもあったとか。

 

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そこここの家庭で漬けられていたようですが、

漬物と同じように、作るのは年配の方ばかりで、作り方を知る人も少なくなったと聞きました。

 

そんな中、なかま家では、今でも母が毎年漬けているので、

ざっとその工程をご紹介しましょう~!

 

 

漬けるのは、11月上旬~中旬くらい。

その年の気候・気温との相談で決まります。

 

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材料は、サケ、大根と人参、麹とご飯(予め砂糖と酒と混ぜてある)、ゆず、しょうが、塩。

人によっては、サケではなくホッケやハタハタを使ったり、

いくらやキュウリやグリーンピースが入ったり、

人参が花びらの形になったりと色々バリエーションあり。

  

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材料を順番に樽に入れていきます。

何層にもなるように。

 

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最後はササで蓋をします。

ササは家の周りで、緑色の部分が大きそうなものを選んで。

 

 

そして、室(むろ)で約40日間、熟成させます。

我が家の場合は、ここ。

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駐車場の横にあるこのサイロ。実は地下が室になっているのです。

真冬でも、ほとんど氷点下にはならないし、食べ物の保存に助かっています。

 

サイロの地下(室)はこんな感じ。

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梯子を下ろして出入りします。天井も高いし、わりと広い空間。

そういえば、この中でコウモリが冬眠してたこともあったっけ。

 

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30日目に重石を増やし、前日には樽を逆さまにして水切り。

 

 

そして、40日目!! 開封~!

辺りには、発酵した麹のいい香りが漂います。

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水分が抜けたので、分量は半分くらいに。

これを一段ずつ取り出しては、大事にいただくのです。

 

 

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 開封してからほぼ毎日食卓に上がり、

今年は、ひと樽を1ヵ月強ほどかけて食べました。

 

正直なところ、最後の方になると食べ飽きてしまうけれど、

次の冬が来る頃にはまた無性に食べたくなるから不思議です。 

 

 8:07 PM|コメント (2)

林業の現場、取材レポ

 

満を持して(?)、なかま父の登場です。

(○阪さん、お待たせしました!)

 

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なかま父は宿業の傍ら、林業の仕事もしています。

春から秋にかけて山へ入り、

植え付けや下草刈り、枝払い、除伐、間伐などを行うのです。

 

まぁ要するに、山に木を植えて、手入れして、何十年もかけて育てる、という仕事です。

立派に育った木は、もちろん最後には伐採して材木になるわけですが、

なかま林業で請け負う仕事は、伐採以外の部分です。

(伐採には大型機械&人手が必要なので、超零細企業(?)であるなかま林業では請け負っていません)

 

それにしても。木を育てる。山を育てる。とは言うけれど、

実際には、いったい山に入って何をしているの??

私もよくわかっていなかったので、現場に連れて行ってもらいました!

 

 

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農道を数百メートル走ったところが、現場の入口。

黄色い旗が「作業中です」の目印。ここから林道に入ります。  

 

 

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軽トラの四駆でやっとこさ上れるような急勾配の雪道を上りきったところ。

ここからはスノーシューを履いて歩きます。 

 

 

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作業現場までは歩いて20分くらい。

 

 

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 ここが現場です。

10年生のカラマツ林。

 

「えっ? どこ? どこが現場?」って聞いたら、

「とりあえず、見えるとこ全部だ」って…!?

 

うへー! 山3つくらい(4つ?いや、5つか?)をたった一人で作業してんの!? と驚愕。

写真に写ってるのは全体の半分くらいで、山は左右にもっと広がってました。

 

広さは、10町だそうです。

10町=約10ヘクタール=100メートル×100メートルが10個分。

その広さをたった1人で作業する父には頭が下がります、ほんと…

 

 

 

さて。秋から冬にかけて行われるのは、間伐の作業です。

 

樹種や地形など諸条件によって方法は様々あるそうですが、

この現場では「3残1伐(さんざんいちばつ)」と呼ばれる間伐方法でした。

 

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文字通り、3列を残して1列をダーッと、伐っていきます。

 

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ここは雪が降る前に作業を終えていたところ。

1列分、きれいに木がなくなっています。

 

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こんな風になるわけです。遠目に見るとわかりやすい。

 

 

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腰をかがめて、チェーンソーで1本1本、伐っていきます。

同時に、カラマツ以外の自然に生えた広葉樹も伐ります。

 

 

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雪の中にチェーンソーの刃を入れて、できるだけ根本から倒します。

10年生のカラマツはこの程度の太さ。

木材として伐り出されるのは、早くて10年後からだそうです。

 

 

ところで、伐った木はどうするかと言うと、そのまま朽ちて土に戻るのを待つことに。

 

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雪が解けたら早く土に返るように、地面との接地面を増やすため幹や枝をある程度伐ります。

これも、1本1本の作業。

 

なんで、一度植えたカラマツを、こんなにたくさん伐っちゃうのー? と思っちゃうけど、

木が健康に成長するために間伐は大事な工程なんですって。

木が混み合っていると、枝が重なり合ったり、根が十分に張れなくて栄養不足になってしまうそうです。

 

じゃあ、最初から植えなければいーんでないの? とも思ったけど、

それはそれでちゃんと理由があって、

幼木の時に密度が少ないと、寒さや風に負けてしまったり、

空いてるスペースに他の広葉樹が多く生えてしまったりして、

十分に成長できないことが多いのだそうです。

 

普段、車窓の風景として何気なく眺めていた植林地だけど、

何やらまだまだ奥が深そうです。 

 

 

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帰り道に見かけた、3残1伐で手入れされているカラマツ林。

今冬、なかま父が間伐した林も、数年後にはこのように。

 

 

最後に、おまけ写真。

 

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父のオリジナル仕事道具。

「麦わらヘルメット」。通称、「麦ヘル」(笑)

樹上から落ちる雪が首や肩にかかるのを防ぐのに役立つんだそうです。

もちろん、手作り。ガムテープが何とも言えない(笑)

 1:32 PM|コメント (2)

myルームシューズ

 

自分用のルームシューズを作りました。

ウール100%はさすがです。これひとつあれば、厳冬期だって快適、快適♪

 

 

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ただし、ちょちょいと簡単にはできません。

完成まで、なんと8時間(!)もかかりました。

 

 

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まず、羊毛の色を選び、分量を量ります。

型に羊毛をちぎりながらのせ(ここまで1時間半)、

石けん水をかけながらひたすら擦り続けることさらに1時間(上の写真)。

 

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切り込みを入れて型を出したところ。

ふわふわだった羊毛の繊維が絡み合って、布の状態になってきました~!

でも、まだまだサイズがバカでかい。

これをもっともっと擦って、収縮させていきます。

そうすることで、丈夫で分厚いルームシューズになるのです。

 

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腰を入れてひたすら力を込める! 2時間くらい。けっこうしんどい。

この時はお友達と一緒に作りました。もちろん、指導はなかま母。

 

フェルトの部分ができたら、1日目は終了。

一晩、薪ストーブの横で乾かしました。

 

そして翌日。

底の革を縫い付けたり、今度はニードルフェルトで模様を入れたりの作業。

なんだかんだ、3時間はかかりました。

 

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で、完成したのがこれです!

下のビニールが型なんです。どれだけ収縮したかがわかるでしょ。

 

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ポイントは、革の取っ手かな。ここに指をかけて履きやすく♪

ぐるぐる模様はその場の閃き。

 

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ちなみに、こっちはお友達の。

つま先とかかとで色を変えててかわいい。

 

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時間をかけて作った道具ほど愛おしい。

修理しながら、ボロボロになるまで履き倒そうと思います!

 

 10:33 PM|コメント (5)
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