北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「家づくり」一覧

家を作る。79

 

あれからすぐに、電気屋さんが

換気扇のコンセントだけ取り付けに寄ってくれたので、

風呂の壁作業を進めることができました。

 

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数分でささっと取り付けてくれましたよ。

木枠も問題なかったようで安心。

 

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換気扇回りの壁を元に戻し、残りの胴縁を打って。

 

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天井にも防湿シートを張りましたが、

何しろ扉が決まっていないので、今できる作業はここまで。

あーどこかにお風呂の扉、落ちてないかなー

これはさすがに購入するしかないかなぁとグダグダ考えているところ。

 

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リビングの窓に枠も設置しました。

これだけサッシの仕様が異なっていて、壁の内側に取り付けられています。

白いサッシの周りにぐるりと、30㎜ほどの黒い角材を打ち付けました。

 

この材、実は元の天井から剥がして保管してあったもの。

黒い色合いは経年変化によるものなのか、いい具合だったので、

サンダーもかけずにそのまま使いました。

 

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ただ、材がしなっていたので、釘では留められず(たぶんそのうち浮いてしまう)。

横から斜めに打つのも難しく、ビスで正面から留めるしかありませんでした。

他の窓では小技を効かせて隠してみたけど、ここは丸見えっていう・・・(-_-;)

シールなどで隠すくらいならできそうだけど。

 

 

それから、数か月前に購入してあった石膏ボード20枚を一気に張りました!

 

床と壁と天井は、いったいどれが先なのか?

プロでもやり方はケースバイケースらしく、この問題はしばらく悶々としていたけれど、

何より床は最後にしたかったので(作業している間に汚れるし傷つくから)、

先に壁を張っていくことにしました。

それぞれの取り合いは、見切り材や巾木などでどうとでもなりそうだし。

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寝室。大きく貼りやすいところから張りました。

 

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トイレ腰壁の上や間仕切りも。

 

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脱衣所のL字面は、衣類の収納棚を作る予定なので、合板を張ります。

基本的には石膏ボードで、棚などを作りつけたい場合は合板が良いのだそうです。

(あ、この合板はYさんから中古をいただきました、感謝!)

 

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洗面台を設置するので、ここも合板。

 

 

石膏ボードも合板も買い足さないと全然足りない。

が、春休みに入ったので、年度内の作業はとりあえずここまで。

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 10:38 PM|コメント (0)

家を作る。78

 

お風呂のつづき。

 

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少し前の、わりと温かかった日を選んで、

残っていたモルタル1キロでユニットバスの脚を固定しました。

 

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それから、トイレとの間に合板を張ります。

屋根を作った時に余っていた90㎜の薄い合板を活用したので継ぎはぎだけど。

 

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風呂のドアが決まらなくて、入り口面の壁ができていないけど、

ほか3面の胴縁だけでも打っておくことに。

直角&水平な工業製品(ユニットバス)に対して

壁があっちもこっちも若干斜めになっているので、

スペーサーを挟んで胴縁の高さを調整しなければならず、手間がかかる。

 

しかも、上の写真は、胴縁の下に防湿シートを入れたけど、

他の壁と違ってグラスウール入れたわけじゃないんだから、

ここは入れなくて良かった、ということに途中で気が付く。。

まぁいいや、入れてダメってことはないし、そのままで。

 

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下から順に胴縁を打っていて、ふと気が付く。

あれ?そういや、換気扇ってどうやってつけるんだっけ?

 

なんとなく、合板の上に取り付けるんだと思って、

アルミダクトが壁の中を貫通していればいいものだと思いこんでいた。

 

しばらく前に購入してあった換気扇の説明書を、今さらながら見てみると・・・

 

うわーまちがってる!

本体が壁の中に半分埋め込まれるかたちだった!

 

しまった~

 

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というわけで、胴縁をはずし、防湿シートを剥がし、断熱材を取り除き、

説明書通りに木枠を作り、下地を追加して、写真のように直した。

1歩進んで、2歩下がる。とほほ。

 

でも、こんな作業も一人でできるようになってちょっと嬉しい。

 

なーんて、ほくそ笑んだのも束の間、また問題が。

 

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 えーと、換気扇は、この木枠にこう入ることになる。

 

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換気扇の裏はこうなっている。

 

え?コンセントって、どこにさすの?

電線はどこを通せばいいわけ?

 

風呂の換気扇のコンセントがどこにあるかだなんて、

今まで気にしたことなかったよ・・・!!

 

説明書には書かれていないし、ひとりでいくら考えてもわからないので、

帰宅してから、電気屋さんに聞いてみた。

・コンセントは壁の中に設置する。

・いずれ換気扇が壊れた時に交換できるように、木枠の中だけで最小限に作業できるようにする。

・天井まで伸ばしてある電線は木枠の中に出しておけばよい。

のだそうです。

 

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翌日、木枠の奥行きを短くして、コンセント設置の作業スペースを確保し、

下地にドリルで穴を開けて電線を通しました。

木枠を固定して、断熱材も戻して。

こんな狭いスペースでいいのかな?と、電気屋さんに確認してもらうまでは

不安だけど、たぶん、これで大丈夫なはず。

 

いや~家1軒作るのって、ほんっと大変だぁ~ 

 

 

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あ、もうひとつあった。

水道屋さんに配管工事のときに指摘された、天井の下地。

「風呂の天井は、水滴が落ちてこないように、勾配がいるんだよ」

何も考えず水平に下地を打っていましたー。ありゃりゃ。

 

調べたところ、勾配は10分の1あればいいらしいので、

換気扇の反対側が85㎜下がるように下地を直しました。

またもや、1歩進んで・・・以下省略

 

 12:44 AM|コメント (0)

家を作る。77

 

 

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少し前に、大さんが加工して取り付けた風呂の窓枠。

高級な(私たち的に)ヒノキ材です。おぉ~美しい!

きちんと製材された材料で作ると、こんなにピタッときれいに収まるんだ、ということがよくわかった。

再利用のサッシに付けるのがもったいないくらいの窓枠になった。

 

一方、こちらは2階の窓。

ここだけは、廃屋時についていた木製サッシを内側にそのまま利用しています。

(二重サッシになっていて、外側はアルミサッシ)

サッシの付け方が他と異なっていて、どうしようかと悩んで放置したままだったのだけど、

これまた廃材の中にL字の見切り材があったので、これでいいじゃん、と窓枠にしてみた。

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サンダーかけて、渋皮で塗装して。

サッシの周りにぐるりと、壁に張るボードの断面が隠れるように。

四隅も斜めにカットして合わせてみた。

 

・・・が、失敗。

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順番に留めていたら、最後の角がこんなにズレた・・・

釘打ちした分、想定より沈んだ。がっくり。水切りじゃあるまいし。ヘタすぎる~

かき集めた4本の見切り材は、寸法が揃ってなくて、

そもそも角を合わせるのはちょっと無理があったかも。

とりあえず留めたけど、廃材ストックの中にもう1本見切り材があれば、直そうかな。

2階の窓枠見る度に、後悔するのはいやだし!

 

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それから、手を動かしながら、思いついた造作をひとつやってみた。

台所と脱衣所の境の間仕切り壁に、埋め込むかたちで小さな棚を作ろうかと。

そのための下地と台をこの段階で取り付けます。

専門用語でニッチと言うらしい。ネットで見つけて、やってみたかったので。

筋交いがあるので五角形になるけど、一輪挿しなども置けるよう、縦に長い棚にしよう。

 

 

 

最近の雑感。

やり方がわかると、俄然たのしい。

段取りよく手を動かせるのは気持ちが良くて、時間があっという間に過ぎてしまう。

「家づくりもプラモデルと一緒だよ」と言っていたセルフビルド先輩の言葉を思い出す。

やり方に悩むと、不安になるし途方に暮れることもあるけど、

それを解決できた時には、「できなかったことができるようになった自分」が確かにいて、

それが何より嬉しい。経験値がぐんぐん上がってるなぁと実感する。

この家が完成したら、どんな気持ちが胸いっぱいに広がるんだろう。すごく楽しみだ!

 

 3:15 PM|コメント (0)

家を作る。76

 

寝室天井の羽目板張りが楽しくてもっとやりたくなったので、

トイレの腰壁を先に張ることにしました。

 

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先がけて、壁の下地を完成させなければ。

風呂との境界になる壁に合板を張りました。

ここは、床から92㎝の高さまで腰板を張り、残りの上側は間柱を見せたままです。

(合板部分には、塗装する予定)

なので、92㎝のところに板を設置して小さなカウンターを作りました。

腰壁の断面を隠す目的もあり。

カウンターになる材は、廃材ストックの中からナラの板を探し出し、加工しました。

 

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で、次はドア枠。

例のカラマツ材を加工して作りました。

厚みがあって重たい感じだったので、トリマーで角を落としてみたりして。

写真は、取り付け途中の様子。下は枠なしなので、3辺だけ。

 

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そして、ドア枠できあがり。

ドアは、仮に置いてみただけ。取り付けはまだ先です。

ちなみに、このドアもいただきもの。余裕があれば、表面だけ張り替えようかな。

と言いつつ、結局そのまま使うことになる気もする…

 

さらに、羽目板を必要な分だけ、92㎝で切り揃えて。

 

さて、準備が整ったので、羽目板を張っていきます。

端から順番に、垂直を確認しつつ。

途中、羽目板の張り具合が心もとない箇所があり、急きょ下地を足したりしつつ。

 

壁は天井よりなんて楽なんだ!と嬉しくなり、作業は捗りました。

 

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できあがり。ドア枠との隙間もきれいに張れたと思う。

ちゃんと隠し釘を活用できたし。

 

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釘穴のある羽目板は、奥の壁に使って目立たないように工夫。

 

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うん、トイレ、いい感じ!

今気が付いたけど、ドア枠も腰壁もカラマツでお揃いだ!

 12:17 AM|コメント (1)

家を作る。75

 

あちこち同時進行してます。

寝室の天井にも取り掛かりました。

 

この部屋は上に屋根裏部屋があるのと、畳を敷くので天井が低くなってしまいます。

まぁ寝室だからいいか、と思いつつ、少しでも閉塞感を減らすべく、

桁は見せたまま、その間に羽目板を張ることにしました。

 

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まずは、桁を全てサンダーでやすりがけ。

こんな感じで毛羽立っている桁が・・・

 

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サンダーをかけるとこうなります。

素手で触っても安心。

 

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全部やすりがけして、さっぱり~!

 

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次に、羽目板を張るための下地材を桁の両側に入れます。薄緑色の材がそれ。

少し前に知人からいただいていた胴縁材。

防腐塗装してあるから色がついているのだけど、ここに使わせてもらいました。

20本くらいあったので、ケチらず長いまま使えてありがたい。

 

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それから、グラスウールが見えたままだった部屋の両サイドの隙間も、

防湿シートと気密テープで塞ぎます。細かい箇所は面倒くさい。

 

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そして、羽目板を張ってみる。

初めての作業なので、慎重に。事前にYouTubeなどで手順はチェック済み。

オス実とメス実を間違えないよう。ボンド+小釘で一枚ずつ胴縁に打ち付けていきます。

実(さね)に斜めに打つので、大小のカナヅチの合わせ技。

 

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ちなみにこの羽目板は、道産カラマツ材。

事情があり短期間ではずされたもったいない材だそうで、ありがたく頂戴しました。

再利用だからところどころ釘穴開いているけど問題なし。

汚れはサンダーで軽く落とし、実が割れてしまっているものは始まりと終わりの一枚に回して、

なるべく無駄が出ないように使います。

 

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おぉ。単純作業とはいえ、手を動かしただけ成果が目に見えるので、楽しい。

 

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少し手間取ったのは、始まりと終わりの板に打つ隠し釘。

ただでさえ上を向いて釘を打つだけでも難しいのに、細くてすぐ曲がるし、

まっすぐ打たさらないし、何本無駄にしたことか・・・

ていうか、既に釘穴開いているような板なんだから、釘隠さなくてもよくない⁉と開き直り、

普通の釘で留めたのが、上の写真。全然わかんないって。普通の釘でいいじゃん!

 

ところが、大さんに見せたら「いやーもうちょっと頑張ってみてよ」とダメ出し。

ちぇっ。

 

結局、1ミリのドリルで下穴を開ければ上手く隠し釘を打てました。

1ミリの刃が電動ドリルにはまらなくて、手動だけど。

 

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そして、ほぼ完了したのがこちら。いい感じー!

この天井を眺めながら毎日眠ることになるのかと思うと、感慨深い。

 

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しかし、作業を進める途中で、

「あれ?まてよ。壁にボード張るのが先だったんじゃない?」ということが

判明したので(またかよー)、壁際の1~2枚は羽目板を張らずに残してある。

ボードを張って、塗装もしてから天井を張る方が収まりがいいらしい。

塗りの作業ができるのはいつになるだろう…

 

 10:37 PM|コメント (0)

家を作る。74

 

そろそろ、窓枠の塗装問題に結論を出さねば。

というわけで、試しに端材に柿渋を塗って様子をみてみたら、

思っていたよりぜ~んぜん着色しなかったので、柿渋を塗ることにしました。

黒くならないじゃない。な~んだ。

いや、多少は経年変化するはずなので、まだわからないのだけれど。

でもまぁ、とにかく作業を進めねば。

 

というわけで、次々と塗装してはビス留めしました。

 

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トイレの窓。枠は下のみ。

 

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寝室西側の窓。

周りの防湿シートを少し剥がして、裏面からビス打ちしました。

 

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頑張ったつもりだけど、これくらいの隙間は空いちゃう。

歪んでいるのはサッシか窓枠か、はたまたその下の部材か。

 

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寝室北側の一番大きい窓は、キハダ材を使用。

柱に挟まれていて裏から打てないので、ここは1枚ずつ表からビス留めしました。

 

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ドリルで2段階に穴開けて。後でこの穴に丸い材を入れて隠します。

 

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ぴったりに測って材を切ったつもりでも、いざ留めてみるとこんな隙間が空く。

くぅー難しい。家具職人や建具職人てすごいんだなぁ。

 

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それから、土間の窓には、カウンターもつきました。

おぉ、なかなかいい感じ!

 

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重さがかかっても下がらないよう、しっかりと下地も取り付けます。

(ちなみに、本来のストーブ位置はこのカウンター前ではありません)

 

 

話は変わって、数日前に、ヒノキの材が届きました。

段ボールを開くと、独特のいい香り!木肌もこの通り赤っぽい。

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実は、どうしても風呂の窓枠だけはヒノキを使いたいとの、大さんの強い要望(憧れ?)により、

高級木材を購入したのです。

中古品をかき集めた家づくりだけど、譲れないところもあるってことで。

しかし、こんな高価な木材、廃材と違って失敗は許されないし、切るのも緊張するので、

これは大さんに責任もって加工してもらおう(笑)

 

 11:34 PM|コメント (4)

家を作る。73

 

 

少し前に中古でサンダーを手に入れました。

片手でも扱える小型のランダムオービットサンダーというやつです。

ベルトサンダーも父の作業小屋にあったのですが、

もっと手軽に扱えるものがほしくて購入しました。

 

で、早速サンダーでやすりがけしたのは、屋根裏部屋。

野地板の裏側の埃をホウキで落とし、飛び出た釘を全て抜きあるいは切り落とし、

垂木や梁の1本1本にサンダーを当てました。

露出したままになるので、手で触れた時にトゲが刺さったりしないように。

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1本ずつ垂木の側面も、軒に近い箇所も這いつくばって、梁の角も落として。

電動工具とは言え、全てにやすりをかけるのはなかなか大変でした。

ずっと中腰で上向きだし。粉まみれになるし。

でも、苦労の甲斐あって、終わった後はすっきり~!

屋根裏部屋がこざっぱりしました。

 

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階段を上がったところのスペース。

狭いところは収納にも活用でき無さそうなので、塞いでしまうことに。

そのための下地を入れました。

 

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それから、床から少し立ち上がる部分に、余っていた外壁材を縦に貼り付けました。

塗装済みの材なので、外壁のように経年変化すると思う。

 

 

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さらに、こちらもサンダーでやすりがけ。

土間に設置するカウンターです。これは大さんのアイデア。

窓辺で優雅に、パソコン仕事や読書などしたいらしい⁉

2枚の板をつなぎ合わせて用意してあったので、これもすべすべにしましたよ。

 

サンダーを使うと簡単にすべすべになるから、楽しい。

けど、右手が腱鞘炎になりそうです。。

 

 11:14 PM|コメント (0)

家を作る。72

 

窓枠づくり続き。

 

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脱衣所の窓は、下の1辺だけ。これもキハダの材で作りました。

この写真だけ見ると、角材を1本取り付けたかのように見えるのだけれど、実は違います。

 

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サッシを取り付けた際、カイモノ(木っ端)を挟んで水平を調整するので、

その分段差ができて、それをかわすために、裏面と両端は加工する必要があるのです。

 

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サッシを取り付けた時には窓枠のことまで考えて作業できていなかったので、

こうしてカイモノが飛び出しているところは、余計に面倒なことに・・・

 

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とりあえずここは、幅の異なる合板を重ねることで済ませました。

脱衣所は1辺だけ窓枠なので、残り3辺は下地だけです。

 

ひとまず、窓枠は全て揃ったのだけれど、ここでひとつ問題発生。

私は無垢のままがいいのに、大さんは柿渋を塗りたいと言う。

大さん曰く、結露してカビるだろうから、カビが目立たないように塗装しておきたいのだそう。

まぁ塗装するのはいいけど、黒っぽい窓枠はいや。クリアの防腐剤でいいじゃない。

と、意見が食い違っていて、窓枠の作業は中断。

こればかりは、デザインの好みの違いだからなぁ。

この先が思いやられるけど、妥協するのも違う気がする。

毎日暮らす自分の家なんだし、目にするたび後悔はしたくない。

うーん。何かいい折衷案はないものか。

 

 

と、迷いつつ、とりあえず他の作業を進めます。

窓枠以外にやることはたくさんあるのだ。

 

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手つかずだった玄関の断熱材入れ。

引き戸の外側ということもあり、断熱材の優先度は低く、廃材や残りものを積極的に使用しました。

入って右側の壁は、70㎜の真壁なので、50㎜のグラスウールに20㎜の廃材断熱材を重ねて。

 

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防湿シートを張って完了。

 

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窓枠も、壁の内側からビス留めして固定。

(ここだけは廃材の風合いのまま、無塗装で取り付けるということで合意)

 

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反対側の壁は、100㎜の大壁なので、50㎜グラスウールと50㎜スタイロフォームで。

 

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緑色の50㎜スタイロフォームは、親しくなった建材屋さんが、

「他の現場で半端なの余ってたから」と言って配達ついでに持って来てくれたもの。

ありがたく使わせてもらいます!

 

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土間から玄関を見た上の壁と、その裏も。

涙ぐましいほどのスタイロフォーム継ぎはぎっぷり。

でも材料を余すことなく、きれいに使い切りたいので。

 

 

 

 10:27 PM|コメント (1)

家を作る。71

 

年末あたりから、時間を見つけては窓枠を作っています。

 

ビスを隠すのなら、壁に断熱材を入れる前にすべきだった作業です。

ビスが見えてもいいなら、別に後からでも構わないんですけどね。

あるいは、階段の側板でやったみたいに、ドリルで開けたところにビス打って丸い木材で隠すという手もあり。 

そもそも、窓サッシが100㎜柱に隣接していて裏から打てない箇所もいくつかあるので、

全てのビスを隠すことは無理なのだけど。

 

まぁとにかく、各サッシに合うような材を探して丸鋸で製材して、

カンナややすりをかけるという作業を繰り返しています。

 

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お、この厚さならいけそう!と、廃材ストックの中から引っ張り出してきた板。

窓枠4辺の樹種が揃わなくても、まぁいいか~

 

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大きい窓は幅も20㎝ほしくて、父の材木ストックからキハダの板を。

既に玄関サッシや階段の側板にも使っているけど、

好きなだけ使え~と言ってもらえて、本当にありがたい。

これ全部購入するとなると、相当な金額になるはず。

 

でも、いざ切ってみると中が腐ってて使えなかったり、

端の割れてる部分を切り落とすと長さが足りなかったり、

どうしても虫食いの穴が目立つとこに出てしまったりと、

思うようにいかないことだらけ。

せっかく測って切ってみたけどダメだった、なんてこともしょっちゅう。

結局、材料はタダだけど、手間はたっぷりかかっています。

 

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こちらは、階段の踏板用に製材してもらったカラマツの残りで。

乾燥して割れたらどうしよう~とドキドキ。

 

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台所の窓。材料は置いてあるだけでまだ留めてません。

下はキハダ、他の3辺は古材を使用。釘穴開いてるけど、味わいってことで。

いっそ、やすりかけないでこのままにしようかな?

 

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こちらは、玄関の窓。

薄い廃材をそのままの風合いで使うことにしました。

 

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こちらは、トイレの窓。

枠は下だけ入れて、残り3辺は壁と同じ仕様にするつもりなので、

その場合、3辺には下地を入れます。

 

厚さも樹種もまちまちなうえに、ここは4辺こっちは下1辺だけとか、

1つひとつの窓ごとにすべて異なるので、 やってて頭がこんがらがりそうです~

 

 10:35 PM|コメント (1)

家を作る。70

 

風呂場の続きです。

内壁も窓枠もまだ途中だけど、水道屋さんに、排水の接続を年内に依頼してしまいたいので、

先にこちらを。あっちもこっちも同時進行してて訳わかんなくなりそうです(笑)

 

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床を作ってグラスウールを詰め、防湿シートを張ったところに、

浴槽を入れてみました。

うん、寸法はおおむねいい感じ。

 

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浴槽の足回りに垂木を打ってはめました。

足位置に印をつけて、いちど浴槽をどかして、垂木を打って、上からはめる、という作業なのですが、

寸法ギリギリのスペースで浴槽を出し入れするのは、なかなか大変。

 

・・・が、垂木に肢をはめて浴槽に乗ってみると、傾くことが判明。

なんと、床が、隅に向かって傾いている!

(最初にちゃんと確認すれば良かった…時すでに遅し)

 

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どーしたもんかと、あれこれすごーく考えて、

結局、5ミリほど浮いてしまう足の下にはスペーサーを入れ(スタイロフォームを

薄く切ったもの)、さらに垂木を一部はずしモルタルで押さえました。

ただ、セメントで作業するには気温が低すぎるので、

速乾性モルタルを使い、薪ストーブだけでなく灯油ストーブも併用して温めて、

色々と気を遣いました。

 

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やっかいだったのが、一番傾いていた隅。

浴槽を設置すると、足に全く手が届かないのです。

セメントを山盛りにして、一発勝負で上から浴槽を設置する作戦。緊張しました。

 

そうして四苦八苦して、なんとか固定できたので、

水道屋さんに残りの作業を依頼。

 

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カランを設置し、水道管は浴槽の隙間を通してもらいました。

ここに作る間仕切り壁を通過させて、あとは露出配管の予定。

 

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排水もしっかりつないでもらいました。

 

室内の水道配管は全て露出させるので、石膏ボードを張って塗りも終えてからの設置だそうです。

「続きは1年ほど先になると思いますけど、必ず連絡しますので忘れないでください」とお願いしておきました(笑)

 

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とりあえず、年内の作業はここまで。

子どもたちの冬休みが終わるまでは、しばし中断かな。

 

 10:29 PM|コメント (2)
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