家を作る。75

あちこち同時進行してます。
寝室の天井にも取り掛かりました。
この部屋は上に屋根裏部屋があるのと、畳を敷くので天井が低くなってしまいます。
まぁ寝室だからいいか、と思いつつ、少しでも閉塞感を減らすべく、
桁は見せたまま、その間に羽目板を張ることにしました。
まずは、桁を全てサンダーでやすりがけ。
こんな感じで毛羽立っている桁が・・・
サンダーをかけるとこうなります。
素手で触っても安心。
全部やすりがけして、さっぱり~!
次に、羽目板を張るための下地材を桁の両側に入れます。薄緑色の材がそれ。
少し前に知人からいただいていた胴縁材。
防腐塗装してあるから色がついているのだけど、ここに使わせてもらいました。
20本くらいあったので、ケチらず長いまま使えてありがたい。
それから、グラスウールが見えたままだった部屋の両サイドの隙間も、
防湿シートと気密テープで塞ぎます。細かい箇所は面倒くさい。
そして、羽目板を張ってみる。
初めての作業なので、慎重に。事前にYouTubeなどで手順はチェック済み。
オス実とメス実を間違えないよう。ボンド+小釘で一枚ずつ胴縁に打ち付けていきます。
実(さね)に斜めに打つので、大小のカナヅチの合わせ技。
ちなみにこの羽目板は、道産カラマツ材。
事情があり短期間ではずされたもったいない材だそうで、ありがたく頂戴しました。
再利用だからところどころ釘穴開いているけど問題なし。
汚れはサンダーで軽く落とし、実が割れてしまっているものは始まりと終わりの一枚に回して、
なるべく無駄が出ないように使います。
おぉ。単純作業とはいえ、手を動かしただけ成果が目に見えるので、楽しい。
少し手間取ったのは、始まりと終わりの板に打つ隠し釘。
ただでさえ上を向いて釘を打つだけでも難しいのに、細くてすぐ曲がるし、
まっすぐ打たさらないし、何本無駄にしたことか・・・
ていうか、既に釘穴開いているような板なんだから、釘隠さなくてもよくない⁉と開き直り、
普通の釘で留めたのが、上の写真。全然わかんないって。普通の釘でいいじゃん!
ところが、大さんに見せたら「いやーもうちょっと頑張ってみてよ」とダメ出し。
ちぇっ。
結局、1ミリのドリルで下穴を開ければ上手く隠し釘を打てました。
1ミリの刃が電動ドリルにはまらなくて、手動だけど。
そして、ほぼ完了したのがこちら。いい感じー!
この天井を眺めながら毎日眠ることになるのかと思うと、感慨深い。
しかし、作業を進める途中で、
「あれ?まてよ。壁にボード張るのが先だったんじゃない?」ということが
判明したので(またかよー)、壁際の1~2枚は羽目板を張らずに残してある。
ボードを張って、塗装もしてから天井を張る方が収まりがいいらしい。
塗りの作業ができるのはいつになるだろう…