家を作る。52
連休後、時間を見つけては少しずつ作業を進めています。
外壁材を貼る前に、細かいところを仕上げねばなりません。
まずは、途中だった東壁の胴縁打ち。窓サッシ周りも、勝手口周りも。
その上下や窓周りに、防虫網をぐるりと付けます。
軒下の防水シートの端は気密テープで隙間のないように留めて。
それから、勝手口の周りには、外枠がいるよねってことで、
手もとにある材料で作ってみることに。
父の在庫の中からキハダの板を見つけたので、
450×1000㎜の材にすべく、丸鋸ひとつで製材を試みる。
案の定、フリーハンドの丸鋸では、粗削りまで。
とりあえずざっくりとした寸法にしておいて、自動カンナ盤で仕上げました。
外枠の寸法に合わせてカットして、クリアの防腐剤を塗って。
で、できた外枠がこんな感じです。
壁の水切り金物が余ったので、上に付けてみました。あとで屋根と同じ色に塗装しようかな?
まぁいい感じにできたかと!
もちろん、ドアは、また後で手を入れます。
ビニール袋が貼ってあるのは、私が作業中に割ってしまったから(^_^;))
外壁が思いのほか黒っぽくなってしまったので、
ここは絶対に木目をそのまま活かしたかった。
そして、追加注文したおいた外壁材も届きました。
北・南の壁では、そのまま塗料を塗っていたのですが、
毛羽立っている分、塗料を余分に吸収してしまう気がして、
一度軽くカンナをかけた方がいいのではと思いつき、やってみました。
50枚分、1日がかりでカンナをかけたのがこちら。
あとは、天気の良い日に、ひたすら塗る。
約50本、ひとりで集中して作業すれば3時間くらいでできました。
二度塗りなので、別の日に同じ作業を繰り返し。
カンナをかけることで、塗料の使用料も減るかなーと期待した結果ですが、
昨年は、ウッドロングエコ200g(粉状)で93枚を二度塗り、
今回は100gで44枚を二度塗り、13枚を1度塗りまで・・・と考えると、
まぁ少しは節約できたのかも。5枚分くらいだけど。
表面がツルツルになったことで、塗りやすさはとても良くなりましたけどね。
ただし、カンナがけしたことにより、経年変色に違いが出てしまうのでは、とわずかな不安が。
南・北壁と西・東壁で色味が違ったりして・・・大丈夫だと、思うんだけど・・
そういえば!
ウッドロングエコ塗布後の問題がひとつ発生したんでした。
冬を越した南壁の一部に、黄色い斑点を発見。冬の終わりまではなかったのに。
何かが付着しているわけではないので、おそらく何かに反応して変色したのかなと。
すぐ近くにエゾモモンガのねぐらがあるので、彼らのオシッコが樹上から降り注いだとか?
あるいは、樹液とか?
説明書には、「鳥の糞などで変色した場合、その部分をヤスリで削って塗り直す」とありましたが、
こんな小さな斑点をいちいちやってられないし、原因はっきりしないし、また増えるかもしれないし、
とりえず様子見です。