北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「2023 10月」一覧

家を作る。41

つい先日、北壁の板張りが終わりました。

 

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サッシ周りの処理が少し残っているけど、ひとまず完成です。

壁が新しくなると、雰囲気がガラッと変わりますね~

全てが新しくなるのが楽しみだ!(来年になるけど)

 

 

以下、作業記録。

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材木屋さんに配達してもらった板材に、まずは塗装。

塗料はウッドロングエコという木材防護保持剤です。

50枚ほどの板をひたすら塗る。翌日に、重ね塗り。

 

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壁に胴縁を打つ。サッシの周りはグルリと囲む。

通気のために、胴縁の上下は30㎜ほど開けておく。

 

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壁の上下とサッシ周りに防虫の金網を取り付ける。

解体した際、壁の中に古いスズメバチの巣があったことや、

同じく下見板張りで仕上げている母屋(宿だった方)の壁に

クロスズメバチやウサギコウモリが棲みついている現状を考慮しての、対策です。

侵入防止の効果を期待して、ひと手間。

 

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下から順に張っていく。ステンレスのスクリュー釘を使用。

材の割れ防止に、両端はドリルで下穴を開けるべし。

子どもたちも参加しやすい作業でした。

時々、水平をチェック。

 

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この張り方は、下見板張り(あるいは鎧張り)というそうです。

元と同じにしたかったので、迷うことなくこの張り方を選択。

材の重なりは30㎜。釘は2枚重ねて打つのではなく、写真のように1枚だけ打つ。

釘を1枚の板に1か所におさめることで、割れを防ぐんだそうです。へぇ~

 

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この先、どんな風に変色していくのか楽しみ!

 

 

そして、北壁の次は、南側に取り掛かっています。

でも、足場の借用期間の月末までに全ては間に合わなさそう~(焦) 

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作業の要領を得て、一人でもテキパキと張れるようになりました。

 

 

 10:13 PM|コメント (4)

家を作る。40

 

話変わって、サッシの件、続きです。

 

残すところ2枚だったサッシですが、この度、全て集まりました!

やったー!(^O^)/

 

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脱衣所兼洗面所のサッシ。

希望通りの曇りガラス!

 

数週間前に町内のホームセンターで断熱材を購入した際、

とにかく頭の中がサッシでいっぱいだった私は、

図々しくも社長に「あのーどこかで中古のサッシって手に入りませんか?」と、

相談していました。

数日後に連絡がきて、「墓参りの帰りに、サッシを置いてある家を見つけたよ」とのこと。

よくよく話を聞いてみると、実はそこは個人で営業している大工さんの家で、

リフォーム工事で不要になったサッシが置いてあったのでした。

しかも社長、見かけてすぐに、知人を通じて大工さんと連絡をとってくださり、

譲ってもらう段取りまでつけてくれていました!

大工さんも、突然の申し出にも関わらず快くサッシを譲ってくれました。

しかも、「こっちも持っていきなよ。物置とかに使えるっしょ」って、3個も!

ありがたいです。やはり、地元ネットワーク最強!

 

 

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そしてラストの一枚、台所のサッシ。

最後だけ、未使用品を手に入れました。ピッカピカ。

 

先日、所用で出かけていた大さん。

なんと、その帰路で、名寄の建具屋さんに飛び込んでみたところ、

不良在庫だか誤発注だか、とにかく格安で譲ってもらえるサッシを発見!

正規のお値段の半額以下かと。

 

購入前に、遠く名寄にいる大さんから電話で相談された時は、

「私も頭の中サッシでいっぱいだけど、大さんも相当だな~」と思わず笑ってしまった。

最後の一枚となると、なかなか条件の合う物が見つからず、

この先も望み薄そうだったので、決断しました。

そしてもうひとつ決め手は、

「台所のサッシは父ちゃんの名寄土産」っていうのが面白かったから!

ぜひ家族のネタとして語り継いでいこうと思います。

  

 9:57 PM|コメント (1)

家を作る。39

 

目下、優先事項は北側と南側の壁です。

足場があるうちに、板を貼って仕上げるところまでいきたい。

 

というわけで、サッシが入っただけの北壁にとりかかりました。

 

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板を剥がします。

 

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間柱が1本なかったので、入れました。

廃材の敷居を活用。

 

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約2㎝ほどの細い間柱が数か所ありました。

外断熱の上からビスを打ち込むのに、2cmでは厳しいので、

適当な廃材を足して幅を確保。

 

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それから、大引きの高さ調整により、土台に生じた隙間に断熱材を入れました。

 

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さて、これでやっと合板を張れるかと思いきや、あれ?

おかしな箇所を発見。

 

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1本の柱だけ、外側に2㎝ほどの材を張り付けてあるではないか! (写真奥の柱)

いったいどういうこと?これじゃ壁が平らにならないんだけど…

 

あちこちレベルを当ててみた結果わかったのは、

この柱の上の方は、張り付けた材のおかげで平らになってる。

けど、下の方がその分飛び出てる。

てことは、張り付けた材を外しても解決しない。

 

そしてこの柱より右側は、上から下までほぼ平らにそろっている。

 

つまり、北壁の、左角あたりだけが、凹んでいることになる。

 

うーん。どうすりゃいいんだ?

しかし、手を止めて考えている時間はあまりない。

雨が降る前に、せめて防水シート張りまで一気に終わらせるべく、

2人とも仕事の都合をつけて確保した2日間なので。

なんとしても終わらせたい!

 

あーでもないこーでもないと相談した結果、

もう段差あるまま進めちゃおう!ってことに。

結局何もしないっていう。床の時と、同じパターン(;´∀`)

 

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そのまま合板を張ると、こんな感じの段差。

合板と土台に生じた下の隙間は、内壁を作る時に塞げばいいよねってことで。

 

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合板の上からせっせと断熱材を貼る。

これがまた時間かかりました。

 

というのも、壁に貼るのは30㎜の断熱材の予定でした。

ところが屋根に使った50㎜が7枚余ってしまってて、他に使う当てもないし、

「もったいないから北の壁に使っちゃえ!7枚ならだいたいちょうどいいし」

という計画だったのだけど、

先述したトイレの西壁に急遽50㎜を3枚使ったことをうっかり忘れて、

途中で、あれ?足りなくない?ってなって、

結局、残りは30㎜断熱材に20㎜の古い断熱材を重ねることになり、

だいぶ手間が増えました。とほほ。

 

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それでもなんとか、2日あまりで防水シート貼るとこまでいきました~。

 

 11:40 PM|コメント (2)

家を作る。38

 

棟梁が帰る間際になって、ひとつ問題が発覚。

 

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寝室の西側に取り付けたサッシが、やや傾いていることが判明したのです。

上が、外側に傾いている。

 

どうやら、柱自体が傾いているらしい。

実はこちら側の基礎は、初めから外周にコンクリが埋め込まれていて

思うように補修できない箇所があったのです。

 

このサッシ、とにかく重い。たぶん50キロ以上。

傾いた柱にこんな重量のあるサッシを取り付けて大丈夫なんだろうか?

ただでさえ、不安の残る土台であるうえ、こっちは軒のある方。

屋根から落ちる雨水で地盤が緩みやすいことも考えられる。

 

そして、窓は押し開き。

中古のサッシゆえか、スムーズとは言えない開閉で多少の力が必要。

開閉の度に傾いた壁に負荷がかからないだろうか?

 

「問題はないやろ」と棟梁は言ってたけど、考えだしたら不安になってきてしまい、

「そんなに気にされたらこっちも気になるわ。

変えるなら(壁を作り始める前の)今しかできんしな」と棟梁。

結局、北側のサッシと取り換えることにしました。

 

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というわけで、やや小さめの引き違い窓のサッシになりました。

 

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で、北側の下に、重いサッシが入りました。

半日かかってやり直してくれた棟梁に感謝です。

 

 

 

ついでに、他の失敗したなーっていうのも記録に残しておくことにする。 

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屋根を作っている最中、野地板の補修のために部分的に外壁を外した際、

その穴を塞いでおくのを忘れ、貼ったばかりの床の合板が雨で濡れた事件。

合板を乾かさねば!と慌てて剥がしたら、根太と断熱材の隙間から床下まで濡れていた。

(ちょうどこの部分は、排水位置が決まらないのでビス留めしていなかった)

調湿材が、部分的にびっしょり。。悲しい。。

雨の養生は大事。。天気予報を信じきってはいけないということを学びました。

 

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同じく、屋根の作業中。

当たり前だけど、古い屋根を剥がしたら、そのゴミが室内に落ちる、落ちる!

きれいだった床板が、ゴミだらけになりましたーとほほ。

 

今更だけど、床は、屋根や外壁を作ったあとでも良かったんじゃないかと。

屋根だけじゃなくサッシの取り付けの際にも、床の上汚れまくり。

まぁこの上に床材貼るから問題はないんだけど、

それでも一生懸命貼ったピカピカの合板が汚れてしまうのは悲しい。

 1:10 AM|コメント (1)

家を作る。37

 

棟梁がいる間に肝心なところを一緒にやってもらわなきゃ!ということで、

壁づくりの下準備として、断熱材受けの部材を付けました。

 

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一番下だけ剥がして、土台の横に細い材を打っていきます。

元々天井で使われていた材を再利用。

  

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水平に付けたいので、棟梁のレーザーレベルを借りられるのも今のうち。

 

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おっと、壁を剥がしたら腐ってる間柱発見。

台所のサッシ入れ替えの時に直さねば。

 

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家の周りをぐるりと進んでいくうちに、モルタルを塗り重ねたところが邪魔になってきてしまい、

金づちで壊しながら場所を確保しなければならないことに。あちゃー。

 

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最後は、材を薄くしてなんとか水平を確保。

金づちで叩いたモルタルに、少しヒビが入ってしまったー

 

 

それから、棟梁がやってくれた仕事は、軒天の換気口取り付けです。

ぜんぶで8か所。軒天の合板に穴を開け、網をいれています。

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棟換気と合わせて、これで天井の換気が行われるはず。

 

 

さらに、傷んでいる柱が1本あったので、直してもらいました。

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おそらく雨漏りによるものだそうです。

 

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材を打ち付けて、補強。

 

 12:47 PM|コメント (1)
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