家を作る。14
久々の更新になりました。
8月は子供の夏休みもあって作業は中断してましたが、
9月から再開しています。
ここにきて、最強の助っ人の登場です。
義父が遠く四国から、軽トラに大工道具を積んで来てくれました。
そう、義父は大工なのです!こんなに心強い存在はありません。
実は去年、一度この廃屋を見てもらっていて、基礎工事はお願いする手筈になっていました。
というわけで、9月に入ってからの2週間で、作業が一気に進んでいます。
まずは、残っていた床の材やら、壁板の下部分を一気に剝がしてました。
「えっこんなに外しちゃっていいんだ⁉」ってくらい。
その辺の匙加減が、やはり素人では全くわからない。。
梁をジャッキで水平になるまで上げて、
柱の真下を掘り、コンクリートを入れ、金具で支えて持ち上げます。
「とにかく、水平にしなきゃいかん。
水平にしないことには帰ってからも夢に出てくる気がする」と、棟梁(義父)。
コンクリをその都度練る。力仕事です。
砂利と砂は、町内の業者さんから購入。
柱をすべて支えたら、水平を保ったまま土台を入れていきます。
「ようやく大工の仕事じゃわ」と棟梁。
とはいえ、棟梁は四国生まれの四国育ち。
「寒いところで仕事したことないけん。
地面が凍って持ち上がるっちゅうんがようわからん」。
そもそもこんな古い家を直すということ自体、何かと手探り状態です。
腐ってた柱は、継いでいきます。
外から見ると、こんな感じ。
一番下がっていた箇所で、約17㎝持ち上がりました。
資材を搬入しやすいように、勝手口付近は取り払われました。
5歳の息子は興味津々で、作業現場を離れません。
ずっと昔にじーちゃんが直して、お母さんが育って、
それをお父さんとお母さんがもう一人のじーちゃんに手伝ってもらいながら
もう一回直した家なんだよって、子どもたちに話し聞かせながら住めたらいいなぁ~
棟梁は今月いっぱい仕事してくれる予定です。
あと半月で、どこまで進むでしょうか⁉