シラカバの皮細工
家の周りに生えてるシラカバの樹皮を編んで、
かわいい雑貨ができましたー(^◇^)
パコン、パコンと薪割りしながら(シラカバは割れやすい)、
「この樹皮きれいだよなー・・・燃やすだけじゃもったいないなー」と
ぼんやり考えたのが昨春のこと。
前後して、シラカバ細工を目にする機会があり、「これだ!」と。
皮の採取についてすぐにいろいろ調べてみると、
木が水分を吸い上げる6月頃に、立木から採ることを知りました。
たしかに。薪用の丸太から皮を剥いでみたけど、
全然きれいに剥がれません。(上の写真)
結局、電線に引っかかりそうになって、
枝を払わなきゃならないシラカバがあったので、それから皮を採ることに。
伐られたばかりのしっとり湿った木は、丸太とは違って
とても簡単に皮を剥くことができました。なるほど~こういうことか。
・・・で、春は忙しいので、採った樹皮は乾燥がてらそのまま放置。
そして手仕事シーズンである冬に、いろいろ試しに作ってみました。
樹皮の表面をきれいに削いでから、5ミリ~1センチ幅にカット。
幹じゃなくて枝から採った皮なので、面積は小さいし、節が多かったけど、
小物を作るには十分でした。カットした樹皮は、油を塗ってから編みます。
編み方は、本やネットで調べて、見よう見まね。
白い方が樹皮の外側。茶色い方が内側。
このコントラストがシラカバならではかな。
秋田のイタヤ馬を、シラカバで作ってみた。(右)
シラカバの三角ビーズと、シム(羊)の毛をニードルで丸めたものと、
なかま父が作ってあったシカ角のパーツ(一番下)を
紐でつないでみたら・・・いい感じ(*^▽^*)!!
気に入ったので、同じものを数本作って、飾ることにしました。
一番下のシカ角パーツは色も形もいろいろ。
窓辺に飾ってもかわいい~( ´艸`)
次に樹皮を手に入れる機会があったら、カゴなどの道具になるものも編んでみたいな~。
(そのためには、樹皮の処理の仕方にもうちょっと勉強が必要そうですが)
でもまぁとにかく、家の周りのものを利用して暮らしに生かす術を、
またひとつ見つけることができて、満足、満足♪