今シーズン1頭目、シカ獲れました!
爽やかな秋晴れの日曜日に、
今年もまた、豊かな恵みをいただくことができました。
標茶では10月1日から猟期が始まっています。
なかま父が数日前から仕掛けていた罠に
若いオスがかかりました。
牧草地の端っこに、その姿が確認できました。
写真で見るよりも実際はけっこう近いです。
ちょっと拡大。
赤丸の中に、罠から逃げようともがくシカがいます。
軽トラで、獲物に接近中のなかま父。
※牧草地の持ち主の農家さんには、事前に許可をもらっています。
まず、角にロープをかけて、身動きがとれないように固定します。
暴れまわるシカの角や蹄はとても危険なので、一番緊張する作業です。
そしてハンマーで後頭部を打撃。
躊躇したら苦しめるだけなので、的確に、手早く。
失神させて、軽トラで運び出します。
木に吊るして、血抜きしているところ。
喉元の動脈を切り裂いて、一気に放血します。
失神したままのシカはほとんど暴れません。
ここからはスピード作業。
手早く内臓を取り出して、皮を剥ぎます。
部位ごとに分けたら、このまま数日放置。
熟成させた方が美味しくなるんです。
最後に残った背骨は、数週間分の犬の餌になりますよ~。
ケンも大喜び!
罠は引き続き設置中。
今冬も数頭、いただきたいと思ってます。
※よくお客さんに聞かれるのですが、宿の食事では鹿肉は提供していません。
あくまで自家用です。宿で食材として使用するには、また別の許可が必要なのです。