細岡展望台と岩保木水門
「釧路湿原を見に行きたい」という人に
必ず紹介しているのは、細岡展望台です。
宿から25~30分ほどのところ。
夏期にだけ停車する釧路湿原駅のすぐ近くでもあります。
広大な湿原には、いくつか展望台が設けられているけれど、
東から(細岡から)見る景色が一番きれいだと思います。
それが日没時ならなおさら美しく、心に響く風景が広がりますよ!
国道391号線にある細岡展望台入口。
ここから6キロ入ります(途中、一部砂利道あり)。
ここが、細岡展望台です!
すぐ近くには、広い駐車場とビジターセンターも併設されています。
釧路川の独特のうねりを上から眺めることができて、広大さを実感!
釧路市街も遠くに見ることが出来ます。
釧路湿原をまだ見たことがない人は、ぜひ訪れてみてください。
国内最大の湿原。「日本にこんな景色があったんだ~!」って、驚くこと間違いなし!
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それから、展望台から遠くに見える塔のような建物。
実はこれ、釧路川に設置されている水門なのですが、
ここもひとつの観光名所になっています。
細岡展望台からは、一度国道に出るルートと、
展望台脇から砂利道を進むルートと2通りあります。
どちらも、車で15分くらいでしょうか。
そして辿り着くのは、釧路川沿いの河川敷。
駐車場なども整備されています。
展望台から見えていたのは、上の写真の新しい水門の方で、
下の写真が、主役の岩保木(いわぼっき)水門です。
釧路川の大規模な河川改修が行われたときに
「新釧路川」と「釧路川」の分岐に設置されたそうです。
今では水門としての役割は果たしていないけれど
1931年に建てられた木造の建物(上部のみ)は、趣があります。
水門の中に入ることはできないけれど、簡単な案内看板はあります。
わりと訪れる人も少ないし、釧路川沿いでのんびり過ごすにもいい場所ですよ~